日本大学医学部精神医学系精神医学分野

勉強会

臨床精神医学研究についての勉強会

大学院生や若手医師を中心に,精神医学系の大学院教育スタッフと共に,精神医学における臨床研究に必要な基礎知識や方法論について学びます。研究の方法論に関する抄読,大学院教育スタッフによるミニレクチャー,研究計画作成,統計解析の実習などを行っています。英語論文作成に関してはきめ細かく指導し,研究成果を一流の国際誌に掲載してきました。若手研究者同士の討論の演習やブレインストーミングを通じて,国際学会において討論に参加しリードできる能力を獲得することを目標とします。若手医師や研修医の参加を歓迎します。

統合失調症勉強会

統合失調症の眼球運動研究,分子生物学研究,機能画像研究を行っている統合失調症研究グループが月に1回開いています。抄読会ではメンバーが最新の研究の紹介を行うとともに,報告会では研究の進捗状況や研究プロトコールや論文作成について熱心な討論が行われています。

統合失調症研究グループ

当研究グループでは,探索眼球運動,分子生物学,機能画像など様々な手法を用いて統合失調症の病態・診断・治療に関する研究を行っています。

主な研究テーマ

探索眼球運動を用いた統合失調症の診断に関する研究

統合失調症診断補助装置EMR-NS

統合失調症患者で特徴的な異常がみられる探索眼球運動検査を臨床診断に応用する研究を進めています。nac Image Technology社と共同開発した「統合失調症診断補助装置EMR-NS」(国内特許出願済み)を用いることで,統合失調症を他の精神疾患から感受性約75%,特異性約80%で判別することができます。

統合失調症の感受性遺伝子に関する研究

統合失調症の感受性遺伝子を検索するため,多くの統合失調症・候補遺伝子を解析しています。また,これらの候補遺伝子と探索眼球運動(統合失調症の中間表現型と考えられている)との関係も調べています。

fMRIを用いた統合失調症の認知機能に関する研究

fMRIを用いて統合失調症の脳機能障害を検討しています。また,このfMRIの所見を中間表現型とした統合失調症・感受性遺伝子の検索も行っています。

臨床精神病理学読書会

臨床精神病理学,精神科症候学,人間学などの古典を中心に,月に2回抄読会を行っています。これまでに,うつ病の病前性格論,発症状況論などの抄読を通して,精神科臨床の技法などについて勉強してきました。操作的診断基準だけではカバーできない精神症状の理解を高めることを目標に自由な討論を行っています。入門者向けの内容を中心にしていますので,若手医師や研修医の参加を歓迎します。

臨床脳波・画像勉強会

月に1回,外来や病棟における症例の脳波,MRI,CT,SPECTなどを臨床経過や臨床症状とあわせて検討する会を開いています。症例検討の中から,これらの検査所見を関連させ総合的に見る目を養います。この中で日常臨床に必要な脳波や画像の判読について学びます。この勉強会で検討した症例が学会で発表され,症例報告として学術雑誌に掲載されています。

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