ホーム > 教室のご案内 > 学会・講演会・教室行事

学会・講演会・教室行事

更新日 : 2023. 8. 15

第119回精神神経学会学術総会にて発表を行いました

第119回学術総会 ポスター発表

2023年6月23日、当科入局2年目の植村哲也先生が「脊髄小脳変性症3型を合併した統合失調症の1例」という題名で第119回精神神経学会学術総会にてポスター発表を行いました。本邦で統合失調症に脊髄小脳変性症3型(Machado-Joseph病)を合併した報告はこれまでなく、多くの参加者から質問やコメントを頂きました。


2023(令和5)年度 日本大学医学部精神神経科学教室同窓会

2023年(令和5年)6月10日、京王プラザホテル本館43階ムーンライトにて日本大学医学部精神医学系教室の同窓会が開催されました。前年に引き続き、十分に感染対策を行いながらの開催でしたが、55名の教室同窓生の先生にご参加いただき、ご自身の近況や思い出話を語り合うなど、楽しいひと時となりました。鈴木正泰教授からは精神科教室の活動報告があり、長瀬輝諠同窓会長からは近況のご報告を交えたご挨拶をいただきました。また諸先生方からもご挨拶や近況報告をいただくなど、非常に充実した会となりました。

今年は後藤雄貴先生、佐藤洋一先生、下山田竜一郎先生、臨床心理士の田宮萌夢先生、高月病院から出向された玉置淳先生の計5名の新入医局員が医局長の金子宣之先生からの紹介を受け、自作のスライドを駆使しながら同窓生への挨拶を致しました。諸先生方からは温かい激励のお言葉をいただき、精神科医療に取り組む強い決意を新たに抱きました。

また今年も同窓会学術奨励賞の発表が行われ、最優秀賞は大槻先生の「COVID-19流行中のわが国の医療関係者の希死念慮と関連する睡眠指標」が選ばれ、長瀬輝諠同窓会長から表彰状が授与されました。優秀賞には藤井先生、髙橋先生が選ばれました。

鈴木教授 ご挨拶

長瀬同窓会長 ご挨拶

新入医局員 自己紹介

学術奨励賞 授与


内山真教授 最終講義

去る2020(令和)2年3月16日第2臨床講堂において、内山 真主任教授の最終講義が行われました。他科の多くの先生方をはじめ、教授と親交のある学内外の先生方、学生と多くの方々にお集まり頂きました。

最終講義のテーマは「休養・ストレスと精神医学」。長年睡眠医療の第一線で活躍されてきた内山教授のキャリアが、ドイツ留学中に概日リズムの基礎研究を学ばれたことに始まり、帰国後体内時計の調節、概日リズムに関する研究や睡眠に関連した遺伝子、睡眠中の脳の活動を画像で確認する研究などにも取り組まれたことを話されました。また厚生労働省の睡眠に関連した多くの研究で班長、座長を勤められ、睡眠による休養の取り方や精神(こころ)に及ぼす影響について、2000人以上の聞き取り調査から睡眠とストレス、気分障害を中心とした精神疾患の関係について多くの研究成果を残されました。誰にでも興味を持たせる先生のお話に引き込まれ、魅了された1時間でした。

今後は医局関連の東京足立病院に赴任されることになっており、引き続き先生と連携し診療できるのは心強い限りです。常にオープンで拒むことなく接してくださった内山先生に深く感謝申し上げますと共に、先生のご健康と益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。


過去の学会・講演会・教室行事は → こちら
(閲覧は教室員、同窓の先生方に限ります)