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学会・講演会・教室行事

更新日 : 2024. 10. 15

内山真先生 睡眠センター最終日

2024年10月11日、精神医学分野の前主任教授である内山真先生が、睡眠センターでの診療最終日を迎えられました。

内山先生は、睡眠センターの開設およびその発展において中心的な役割を担ったお一人であり、創設期の先生方と共に同センターを日本を代表する睡眠医療機関へと導かれました。内山先生のもとには多くの若手医師が集まり、多数の睡眠専門医が育成されました。

診療終了後、センター長の陳和夫先生をはじめ、センターに関わる多くのスタッフが内山先生を囲み、感謝の意を込めたセレモニーが行われました。内山先生からは、睡眠医学および医療のさらなる発展を願うお言葉が述べられ、スタッフ一同もその思いを受け継ぎ、今後も一層の努力を重ねていくことを決意いたしました。

内山先生の長年にわたるご指導に心より感謝申し上げるとともに、今後のご健康とさらなるご活躍をお祈り申し上げます。



屋形船で納涼会を行いました

2024年7月27日に納涼会が開催されました。今年は屋形船を貸し切り、教室員のほか、看護師や精神保健福祉士、研修医、学生と、多くの方が参加しました。海辺の夜風に当たりながら、もんじゃ焼きを楽しみ、東京タワーやスカイツリーなどを湾上から眺めるという貴重な体験ができました。一同、日頃の疲れを癒やすとともに、互いに交流を深める楽しいひと時となりました。



日本睡眠学会第48回定期学術集会に参加しました

2024年7月18〜19日にパシフィコ横浜ノースで日本睡眠学会第48回定期学術集会が開催され、多くの教室員が参加しました。金子宜之先生と木附隼先生は、日頃の研究・臨床の成果を一般演題として発表し、大槻怜先生は久留米大学の小曽根教授と当教室の鈴木教授が座長を務められた「精神疾患に伴う睡眠障害に対する非定型抗精神病薬の新しい使い方と可能性」というシンポジウムで、これまでの臨床研究の成果を発表しました。金子先生は今回の大会でベストプレゼンテーション賞を受賞し、授賞式では参加した教室員一同で喜びを分かち合い、今後の研究活動に対する更なる意欲を高めました。



第120回日本精神神経学会学術総会にてポスター発表を行いました

2024年6月20〜22日に札幌コンベンションセンター、札幌市産業振興センターで開催された第120回日本精神神経学会学術総会にて、藤井伸邦先生、医学部6年生の友田英里さんが自身の研究についてポスター発表を行いました。友田さんの発表は初期研修医・学部学生部門で優秀発表賞を受賞されました。北海道は涼しく過ごしやすい気候でしたが、学会での議論は非常に活発で熱気に満ちていました。



京王プラザホテルにて精神科同窓会を行いました

2024年(令和6年)6月8日、京王プラザホテル43階ムーンライトにて日本大学医学部精神医学系教室の同窓会が開催されました。前年に引き続き十分に感染対策を行い、大勢の教室同窓生の先生方にご参加いただきました。美しい眺望を楽しみながら美味しいお食事を頂き、医局員の先生方や、普段はなかなかお会いできない関連病院の先生方と交流を深めることができ、賑やかで充実したひと時を過ごすことができました。



留学生が実習にきました

ウィーン医科大学の医学生、Dmitri Tsoyさんが、2024年5月1日から1ヶ月間、精神神経科および睡眠センターでの実習のため、私たちの教室にいらっしゃいました。異国の地で新たな知識と技術を身に付けようとするTsoyさんの姿勢は、若手医局員にとって大きな刺激となりました。今後もこのような国際交流の機会を積極的に設けていきたいと思います。(鈴木正泰)


2024(令和6)年4月8日、新人歓迎会を行いました

2024年(令和6年)4月8日、池袋サンシャインのレストラン「クルーズ・クルーズ」にて日本大学医学部精神医学系教室の新人歓迎会が開催されました。7人の入局者を迎えた今年度は、外部出向中の先生も参加し、和やかな雰囲気で行われました。
普段は臨床業務に忙しくなかなかゆっくり話す機会がなく、上級医の先生や心理士の先生、若手医師や医学生が交流を深める貴重な機会となりました。新入医局員の先生たちは食事を楽しむ傍ら、病棟医長や外来医長、グループリーダーの話を聞き、改めて精神科の世界に踏み込んだことに強い決意を抱き、七人七色の気概に満ちた挨拶を披露してくれました。



サンシャイン水族館にて忘年会を行いました

2023年(令和5年)12月11日、池袋サンシャイン水族館にて日本大学医学部精神医学系教室の忘年会が開催されました。今年は4年ぶりの開催で、医局員や来年度入局予定の先生も参加し、大いに盛り上がりました。大きな水槽の中でクラゲやエイが悠々と泳ぎ、海の中をモチーフとした素敵な演出の中、皆でおいしいお酒やお料理に舌鼓を打ち一年の疲れを癒すことが出来ました。また、忙しい臨床業務で普段なかなかお話のできない上級の先生と若手医師、心理士が交流を深めました。水槽の前で大きなサメの写真を熱心に撮る先生や、薄暗い展示室でクラゲの観察を楽しむ先生など、それぞれが自由で楽しい時間を過ごしました。医局員のお子さんも参加し、普段の水族館とは違う雰囲気に興奮し大はしゃぎでした。


ホテルメトロポリタンにて精神科同窓会を行いました

2023年(令和5年)12月9日、ホテルメトロポリタン3階 朝日にて日本大学医学部精神医学系教室の同窓会が開催されました。前年に引き続き、十分に感染対策を行いながら大勢の教室同窓生の先生方にご参加いただきました。美味しいお食事を頂きながら医局員の先生方や関連病院の先生方と交流を深めることができ、非常に充実したひと時を過ごすことができました。


第36回日本総合病院精神医学会総会にてポスター発表を行いました

2023年11月17、18日に仙台国際センターで開催された第36回日本総合病院精神医学会総会にて、治部智樹先生、奥山早希先生、小嶋悠太先生が大学で経験した症例の報告を行いました。いずれも貴重かつ臨床的に示唆に富む報告であり、多くの参加者と活発なディスカッションが行われました。


第119回精神神経学会学術総会にて発表を行いました

第119回学術総会 ポスター発表

2023年6月23日、当科入局2年目の植村哲也先生が「脊髄小脳変性症3型を合併した統合失調症の1例」という題名で第119回精神神経学会学術総会にてポスター発表を行いました。本邦で統合失調症に脊髄小脳変性症3型(Machado-Joseph病)を合併した報告はこれまでなく、多くの参加者から質問やコメントを頂きました。


2023(令和5)年度 日本大学医学部精神神経科学教室同窓会

2023年(令和5年)6月10日、京王プラザホテル本館43階ムーンライトにて日本大学医学部精神医学系教室の同窓会が開催されました。前年に引き続き、十分に感染対策を行いながらの開催でしたが、55名の教室同窓生の先生にご参加いただき、ご自身の近況や思い出話を語り合うなど、楽しいひと時となりました。鈴木正泰教授からは精神科教室の活動報告があり、長瀬輝諠同窓会長からは近況のご報告を交えたご挨拶をいただきました。また諸先生方からもご挨拶や近況報告をいただくなど、非常に充実した会となりました。

今年は後藤雄貴先生、佐藤洋一先生、下山田竜一郎先生、臨床心理士の田宮萌夢先生、高月病院から出向された玉置淳先生の計5名の新入医局員が医局長の金子宣之先生からの紹介を受け、自作のスライドを駆使しながら同窓生への挨拶を致しました。諸先生方からは温かい激励のお言葉をいただき、精神科医療に取り組む強い決意を新たに抱きました。

また今年も同窓会学術奨励賞の発表が行われ、最優秀賞は大槻先生の「COVID-19流行中のわが国の医療関係者の希死念慮と関連する睡眠指標」が選ばれ、長瀬輝諠同窓会長から表彰状が授与されました。優秀賞には藤井先生、髙橋先生が選ばれました。

鈴木教授 ご挨拶

長瀬同窓会長 ご挨拶

新入医局員 自己紹介

学術奨励賞 授与


内山真教授 最終講義

去る2020(令和)2年3月16日第2臨床講堂において、内山 真主任教授の最終講義が行われました。他科の多くの先生方をはじめ、教授と親交のある学内外の先生方、学生と多くの方々にお集まり頂きました。

最終講義のテーマは「休養・ストレスと精神医学」。長年睡眠医療の第一線で活躍されてきた内山教授のキャリアが、ドイツ留学中に概日リズムの基礎研究を学ばれたことに始まり、帰国後体内時計の調節、概日リズムに関する研究や睡眠に関連した遺伝子、睡眠中の脳の活動を画像で確認する研究などにも取り組まれたことを話されました。また厚生労働省の睡眠に関連した多くの研究で班長、座長を勤められ、睡眠による休養の取り方や精神(こころ)に及ぼす影響について、2000人以上の聞き取り調査から睡眠とストレス、気分障害を中心とした精神疾患の関係について多くの研究成果を残されました。誰にでも興味を持たせる先生のお話に引き込まれ、魅了された1時間でした。

今後は医局関連の東京足立病院に赴任されることになっており、引き続き先生と連携し診療できるのは心強い限りです。常にオープンで拒むことなく接してくださった内山先生に深く感謝申し上げますと共に、先生のご健康と益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。


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