研修スケジュール

研修ローテーションの概要

大学附属の2病院を軸としたローテーション研修をおこない、学年に応じた症例を経験することで医師としての実力が自然にステップアップされるように考えています。

入局1年目

カンファレンス

耳鼻咽喉科の一般外来診療・救急医療・各種検査などの基本から研修します。各種の手術の助手や扁桃摘出術・喉頭微細手術などの執刀もつとめていきます。また、頭頸部外科手術周術期の全身管理や抗癌剤・放射線治療の実際を学びます。
そしてルチーンに行われる手術カンファレンス、腫瘍症例カンファレンス、回診による症例検討、放射線科との合同カンファレンス、英語論文抄読会などによって身につけた知識を確実なものにしていけます。

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入局23年目

手術風景

大学附属病院や関連病院での臨床研修を積みながら、耳鼻咽喉科医としての実力を育てていきます。外来診療や入院患者さんの経験症例も増し、執刀する手術には鼻副鼻腔手術・頸部小手術・鼓膜チューブ留置術などが加わっていきます。

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入局45年目

手術風景

耳鼻咽喉科専門医試験の受験を視野に入れながら、臨床技術と知識の整理と確立をおこなっていきます。研修会などへの参加も増え、執刀する手術には頭頸部良性腫瘍一般や中耳炎手術なども加わっていきます。

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入局6年目~

オペ風景

専門医試験の受験して資格取得後、オーベンや医長などの役職も経験することによって主治医としての経験を重ねます。後輩の教育や現場・病院・教室全体の運営にも思い至り始めます。同時に、耳鼻咽喉科のスペシャリストとしての実績をさらなる研鑽によって築き上げていきます。

外来診察風景
学位記

研修施設・関連出張病院について

大学附属病院の他にも数多くの市中病院に医局員が赴いています。

これらの関連病院・研修施設での診療を通して、大学病院とはまた違った多くの貴重な臨床体験を積むことができます。

医師として、社会人として、耳鼻咽喉科医として

カンファレンス風景

研修病院での忙しい日々を送る中で、皆さんも医師としての生活にようやく慣れてきた頃だと思います。既にいくつもの科や病院を初期臨床研修で巡り、それぞれの特色を感じていることと思います。

当教室は、患者さんの気持ちにも立ちながら最善の治療を行える医師であることはもちろんのこと、様々な状況においても協調性と解決能力をもつ立派な社会人として、そして10年後、20年後のさらなる優秀な耳鼻咽喉科医を目指して、ともに研鑽していく仲間を暖かく迎える、家族的な雰囲気の医局です。

医師としての厳しさや優しさを共有し、一人ひとりの人間として成長していける研修を是非一緒に修得していきましょう。

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→日大医学部総合の研修医要項はこちら