NEWS & TOPICS

2025/08/29

令和7年度理事長・学長セレクトシンポジウム『医学と芸術の融合から見える世界 ー日本大学医学部・芸術学部ビジョナリー・シンポジウムー』を開催します

本シンポジウムでは、医学部と芸術学部の先生方が、それぞれの専門的視点から、

〈宮沢賢治の世界と『病』〉
〈声から考えるジェンダー〉
〈医学の眼でみる美術史〉
〈医学の現場に息づくアート〉

この4つのテーマで講演を行います。異なる領域である医学と芸術の交差点に光をあて、人間の身体・社会・歴史を多角的に考察し、参加者とともに新たな発見を共有することを目指します。オンライン視聴も可能ですので、ぜひご参加ください。

開催日時:令和7年11月9日(日)10:00~12:00
場  所:桜門会館 東京都千代田区五番町2-6

「医学と芸術の融合から見える世界」
◆ 基調講演:文芸学 × 内科学
司会:權 寧博(医学部 呼吸器内科学分野)
【宮沢賢治の世界と〈病〉~「疾中」詩編を中心に~】
ソコロワ山下 聖美(副学長・芸術学部 文芸学科)

◆ セッション1:音響学 × 耳鼻咽喉科学
テーマ:声とジェンダー—音響と外科から考える多様性
司会:増田しのぶ(医学部 病態病理学系腫瘍病理学分野/ダイバーシティ委員会委員長)
講演1:【フォルマントからみたジェンダー】
川上 央(芸術学部長・音楽学科)
講演2:【性同一性障害・性別不合に対する音声外科手術 女声と男声へ】
中村 一博(医学部 耳鼻咽喉科学分野)

◆ セッション2:医学史× 美術
テーマ:医学の眼で見る美術史
司会:笠井則幸(芸術学部 デザイン学科)
講演3:【長崎から日本へ~医学と美術、そしてシーボルト~】
中村 英樹(医学部 血液膠原病内科学分野)
講演4:【美術館を回診する】
早川 智(医学部 微生物学分野)

◆ セッション3:医の現場×芸術
テーマ:医の現場に息づくアート
司会:木暮 宏史(医学部 消化器肝臓内科学分野)
講演5:【医療・福祉領域における音楽療法 】
大寺 雅子(芸術学部 音楽学科)】
講演6:【演劇的アプローチが拓く医療コミュニケーション】
大谷 尚子 (芸術学部 映画学科)
講演7:【演劇を通じた医学生との「対話」】
松山 立 (芸術学部 演劇学科)

事務的な質問等については、HP右上の「お問い合わせ」から関連する部署へご連絡をお願いします。
※誹謗中傷の書き込みは御遠慮願います。