医学部長からご挨拶

人生とは自分を創ること!

日本大学は初代司法大臣・山田顕義(長州藩士)を学祖とし,1889年(明治22年)創設の日本法律学校を起源とする総合大学で2019年(令和元年)には130周年を迎えました。
医学部は,1925年(大正14年)に専門部医学科として開設され,2025年に創立100周年を迎えます。
医学部で学んだ1万名を超える卒業生が全国の医療現場の第一線で活躍しています。

日本大学医学部には附属板橋病院と日本大学病院の二つの大学病院があり,患者さんに安全で最善な医療を提供すると共に卒前・卒後の教育を担っています。
板橋キャンパスでは再開発に向け推進プロジェクトも進行しています。
医学と医療の実践において,恵まれた環境が整いつつあります。
医療では人間への敬意と真摯な態度が求められることは言うまでもありません。
しかし,医学的基礎がなければ最善の医療は実践できません。また,日々の医療における疑問を考える姿勢がなければ医学は進歩しません。医療と医学は表裏一体です。
よって,医師という他人の人生に責任を持つ職業を選択した以上,医療(art)と医学(science)に対する探究心を生涯貫くこと(ヒポクラテスの誓い)は日本大学医学部の教育理念である「醫明博愛」に通じます。

日本大学医学部では,日本大学の教育理念である「自主創造」を構成する3つのカテゴリーである「自ら学ぶ」「自ら考える」「自ら道を開く」姿勢と,「社会に貢献する高い人間力を有する医師の育成」「学際的視野を持った研究者の育成」「次世代リーダーを育成する熱意ある教育者の育成」を3大目標として運営しています。
医学の基礎となる知識と教養を「自ら学び」,論理的・批判的思考力で「自ら考え」準備しておけば,必ずチャンスが訪れ「自ら道を開く」ことができます。
この方針は,大学審議会答申「21 世紀の大学像と今後の改革方策について」で述べられている「主体的に変化に対応し,自ら将来の課題を探究し,その課題に対して幅広い視野から柔軟かつ総合的な判断を下すことのできる力」と完全に一致します。

日本大学医学部は,医療行為は神聖な行為であり患者に対して真摯な態度で望むことを医学教育の中心に据え,知識への渇望と技術への向上心を生涯求め続ける者を全力で支援していきます。
次の100年に向けて,新たな歴史を創るべく学生・教職員共に坂の上の青い天に輝く白い雲のみを見つめて邁進しましょう!

日本大学医学部長

後藤田 卓志

内科学系 消化器肝臓内科学分野教授

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