小児科学分野
小児科では板橋病院と日本大学病院とで小児神経・発達障害、小児血液腫瘍、小児腎臓・膠原病、小児循環器、小児救急救命、小児総合診療、新生児未熟児、小児感染症、小児アレルギー、脂質代謝・肥満、小児内分泌・糖尿病、先天性代謝異常などの専門診療を行っています。また複数の専門医療を必要とする重症例ではそれぞれの専門性を統合したチーム(trans-disciplinary team)を編成し高度医療を実践しています。関連病院は都内、埼玉、千葉、栃木、静岡に11施設あり多数の症例を経験できます。臨床研究・症例研究は各診療班で進めていますが基礎研究にも力を入れており、現在14名の大学院生が微生物学教室や細胞再生医学教室、医療管理学教室で研究しているほか、他大学と共同で多数のプロジェクト研究が進められています。またハーバード大学小児科および血液腫瘍科と連携し、マサチューセッツ総合病院小児科に留学生がいるほか、ダナファーバー癌研究所にも今秋留学生を出します。