新人教育について新人教育について

新人看護師の教育

新人看護師研修・4つの基本概念

  • 看護実践の基礎を形成するものとして極めて重要な意義を有していること。
  • 医療における安全の確保および質の高い看護の提供を行うための教育の一環であること。
  • 看護基礎教育(学校教育)においては学習困難な部分、すなわち医療チームの中で、“多重課題を抱えながら複数の患者を受け持ち看護ケアを安全に提供する”という臨床看護実践能力を強化することに主眼を置いていること。
  • 生涯にわたり自立して継続的に自己研鑽を行う姿勢を身につける土台作りとなること。

新人看護師研修・4つの到達目標

  • 看護職員として必要な基本姿勢と態度
  • 技術的側面
  • 管理的側面
  • 看護技術を支える3要素

新人看護師の「臨床実践能力」修得方法

1.繰り返し学習

プリセプターによる現場指導、教育研修部による集合研修、基礎看護技術修得研修による少人数制研修を通して、必要な知識や技術を繰り返し経験する屋根瓦方式で修得します。



2.シナリオ学習

複数患者の受け持ち、多重課題設定、患者の病態変化、検査処置指示への対応などを臨場感のあるシナリオ研修で修得します。



3.質の高い技術指導者による指導

指導者は、全看護職員の中から推薦制度によって選ばれた44 名です。高いレベルの知識・技術・人間力を持つ指導者の指導を受けながら、正確で根拠のある技術力を修得します。



4.少人数制研修

基礎看護技術修得研修は、年間5 回1 日コース、勤務扱いで開催します。各コース4 名の技術指導者が、10 名前後の新人看護師を指導。少人数制なので、自分で考える主体的な看護実践が経験できます。研修技術項目は事前に通知しますので、事前 学習を行い参加すると研修効果がより高まります。



5.修得レベルの客観評価

コースの開始前後に知識・技術レベルの確認を行います。確認は能力評価が目的ではなく、正しく修得できたことをお互いに確認するためです。新たな技術を修得したことで現場の看護に自信が持てるようになります。



6.修了証授与

ラダーⅠ-1研修(集合教育)、基礎看護技術修得研修(少人数制教育)の全課程を修了すると、厚生労働省の推奨する基礎看護技術をすべて修得したことを証明する修了証を発行します。この時点で当院クリニカルラダーⅠの評価項目「自己教育:厚生労働省の推奨する基礎看護技術をすべて習得している」がS評価となります。