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当院の看護職員の教育は、日本大学の教育理念である「自主創造」の精神に基づいています。看護部では、自ら学び、考え、未来を切り拓くことができる看護師の育成に取り組んでいます。
プリセプターや先輩看護師による現場指導、支援リーダーによるサポート、教育研修部による集合教育、院内教育担当者による少人数制教育を通して、病院全体であたたかく見守りながら育てる環境を整えています。悩んでいること、困っていることは現場の先輩・上司だけではなく、他部署の管理者による「成長を見守るチーム(SMT)の」メンバーがサポートします。
集合教育は基礎知識と基礎技術の概要を学び、座学と実技、グループワーク等の多彩なプログラムで交流を深めながら学びます。少人数研修は採用後1年以内の看護職員を対象に、厚生労働省の推奨する基礎看護技術をすべて修得するための研修です。全看護職員の中から推薦で選出された教育担当者がしっかり指導。指導者4人に対し、10人前後の少人数制なので、質問しやすい環境で楽しく学べます。集合教育と少人数制研修うのW教育で、復習しながら1年間しっかり学べます。
当院では個人の成長プロセスを集約したものとしてポートフォリオファイルを活用しています。効果として、下記内容が挙げられます。
看護師としての自分の成長記録を残し、他者評価も得ながら、さらなる成長を目指します
スマートフォンやタブレット端末で、看護技術をいつでもどこでも閲覧・確認できます。動画で学べる技術もあるので、初めての技術もイメージできます。業務中も電子カルテから手順や必要物品を確認できるので手軽に学習できます。
ナーシングスキルは看護技術だけでなく、急変対応・認知症看護・摂食嚥下ケア・看護研究など専門領域の講義も動画でみることができ、スキルアップにつながります。根拠がわかる看護技術を動画で学習・修得・テスト機能もあるので自己の知識の確認・復習もできます。
臨床看護実践能力のため、他部署への短期留学(数日〜月単位)を行っています。現在の所属部署の問題解決や業務改善につながる視点を学びます。
募集期間内に申込み、一定の条件を満たした職員を対象に海外での研修の機会が与えられます。平成25年度より看護職員以外の職種にも拡大されました。
所属部署の看護管理者が新人の悩み相談に乗ります。直属の上司に話しづらい場合は、他部署の看護管理者が話しを聴き、アドバイスします。