人体病理学分野

人体病理学分野では心臓血管病理および神経病理に焦点を当て研究を遂行している。

  1. 血管病理では、血管平滑筋細胞の細胞生物学的特徴に焦点を当てて研究を行い、動脈硬化の進展に関与するいくつかの重要な分子を同定した。これらの分子は、冠動脈疾患や脳卒中の根本的治療の標的になり得る。
  2. 心臓病理では、心筋梗塞後の心臓リモデリングに関与する分子の同定や間葉系幹細胞を用いた細胞シ-トによる再生医療の可能性について検討してきた。
  3. 神経病理学的研究では、神経変性疾患および脳腫瘍の臨床病理学的検討を行ってきた。これまでパーキンソン病患者の認知症における神経病理学的特徴を報告した。さらに、様々な原発性脳腫瘍の症例を報告した。

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