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博士号取得・大学院について

更新日 : 2023. 2. 16

博士号取得に関しては,大学院に入学して集中して研究の方法論を学び研究を行う医局員も,大学院に入学せずに臨床を深めながら研究を進める医局員もいます。臨床研修が一区切りついた段階で,大学院に進学する場合もあります。いずれのケースにおいても教室の教育スタッフが責任を持って指導します。同時に,博士論文作成に必要な場合は,国内外の施設への短期留学などで研究方法についてマスターしてもらいます。

4年間で研究を行う能力を磨き博士号を取得するとともに,精神保健指定医と精神科専門医の資格をとるコースも用意されています。研究と臨床の両方で忙しい4年間となりますが,是非ともチャレンジしてもらいたいと思います。

当科学位取得者の博士論文には, 以下のものがあります。

  • 一般人口におけるうつ病の心理社会的な要因に関する疫学的研究
  • うつ病と自己睡眠対処行動の関連:日本の大規模一般人口調査
  • 統合失調症における探索眼球運動異常と臨床症状との関係
  • 若年女性における月経前不快気分障害の有病率と関連要因
  • 健康成人における血清脳由来神経栄養因子と生活習慣及び心理社会的要因との関連についての多角的検討
  • 非接触型眼球運動計測装置を用いたパーキンソン病における視覚探索機能の評価
  • 10代における中枢性過眠症群と概日リズム睡眠・覚醒障害群の睡眠検査と背景要因の検討

当科における現在の研究テーマにつきましては → 研究について をご参照ください。