日本大学医学部 病態病理学系 人体病理学分野

教授挨拶

教授挨拶

人体病理学分野 主任教授 羽尾裕之

 2016年3月1日より病態病理学系人体病理学分野の主任教授に就任いたしました。私はこれまで一貫して循環器病理学を専門として、病理診断・教育・研究に取り組んできました。循環器疾患は高齢化と生活習慣の変貌で、我が国でもその患者数は増加しています。それは、わが国の人口動態統計においても明らかで、心疾患と脳血管疾患を合わせた死亡数は悪性新生物による死亡数とほぼ同等となっています。
 これだけ我々を苦しめている循環器疾患ですが、病理学の分野において循環器疾患を専門とする病理医はごく少数に限られています。日本大学医学部病態病理学系人体病理学分野では、特に循環器病理学という専門性・独自性を生かして、今後の教室における研究を発展させていきたいと考えています。
 早速、大学院生や学外の施設から研究生として人材の受け入れも開始しました。また、私がこれまで在籍してきた国立循環器病研究センターやスイス ジュネーブ大学、兵庫医科大学との共同研究も継続しており、これらの研究で得られた成果を世界に発信していきたいと考えています。
 病理学との共同研究にご興味のあるかた、病理学的研究手法でお悩みの方、貴重な症例についてご相談のあるかた、どなたでも遠慮なくご連絡をください。また、循環器疾患・神経疾患の病理診断についても随時コンサルテーションを受け付けております。
 病理診断や剖検については、形態機能病理学分野・腫瘍病理学分野・人体病理学分野の病理学3分野で協力・協調して遂行する体制となっています。これから病理医を目指す若い先生には、分野の垣根を超えて、それぞれの領域のエキスパートから直接指導を受けながら、幅広い分野を深く勉強できる環境がしっかりと整っています。
 人体病理学・病理診断に興味のある方に、我々人体病理学分野はいつでも扉を開いています。

平成28年8月1日

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