松本太郎教授

松本太郎

日本大学医学部機能形態学系細胞再生・移植医学分野 教授

Taro Matsumoto, M.D., Ph.D.

Professor and Chairman, Department of Functional Morphology, Division of Cell Regeneration and Transplantation, Nihon University School of Medicine

→プロフィール

万人に適応可能な再生医療の確立を目指して

再生医療は様々な疾患や外傷により大きく損傷された組織を修復し、その機能を回復させる画期的な医療としてその早期実現が強く期待されています。再生医療をすべての人々に適応できる一般的な治療法にするためには、より安全で低侵襲的に採取でき、簡便に大量調製が可能な移植用細胞の開発が必要です。

私たちの研究室では、脂肪細胞を体外で脱分化させることによって得られる脱分化脂肪細胞や臍帯血細胞などの研究を通じて、子供から高齢者に至るまで万人に適応可能な再生医療の確立を目指しています。

また再生医学研究に限らず、血管新生などの病態解明に関する基礎研究や、難治性免疫疾患や慢性腎臓病など種々の難治性疾患に対する新規治療法の研究開発を行っています。

臨床診療は、いま疾病に苦しんでいる患者様を救うために大切だということは言うまでもありません。

一方、医学研究、特に臨床応用を目指したトランスレーショナル・リサーチは、患者様に大きな夢と希望を与えるものであると考えています。研究に没頭するとワクワク・ドキドキすることが沢山あります。私自身そう数多く経験したわけではありませんが、新しい事実を発見したその瞬間や、それを発表して大きな反響があった時などは何とも言い難い快感と喜びを感じます。

このように、研究を通じて何か医学発展に貢献したいと考えている方、また、とにかく医学研究に没頭してみたいと思っている方は、是非一度、私達の研究室を見学しに来て下さい。研究を楽しみ、真実を追求することの喜びを知ってもらうための環境を提供したいと考えております。このようなリサーチ・マインドを共有できる同志の参加を待っています。

研究室の歴史

日本大学医学部創立70周年記念事業の一環として2000年4月に先端医学総合研究センターが設立されました。

2001年11月にはセンターを中心に先端医学講座が設置され,この一部門として麦島秀雄教授を初代教授とする日本大学大学院医学研究科 細胞再生・移植医学が創設されました。

先端医学講座は2007年4月より先端医学系となり、医学部先端医学系細胞再生移植医学分野に名称が変更されました。

また麦島秀雄教授の小児科学系主任教授への就任に伴い、2007年4月より松本太郎准教授が分野主任となり、2009年11月からは、同分野の教授に昇格しました。2012年4月より先端医学系の廃止に伴い、機能形態学系の分野として編成され、機能形態学系細胞再生・移植医学分野と名称が変更され、現在に至っています。