研究分野

日本大学医学部社会医学系衛生学分野は、
宇宙医学、航空医学・低酸素・高酸素、スポーツ医学や温熱生理学、麻酔や手術に伴う人体影響に
関わる研究を行っています。

高地トレーニングが循環調節機能に与える影響や温熱生理学の研究、
自動車レースでの熱中症対策などを行っています。
また、クロスカントリースキー・ジャパンチームのドクターとして
高地トレーニングの実践面でのサポートも行いました。

クロスカントリースキー・ジャパンチームの高地トレーニングサポート

  • ソルトレイクオリンピックの合宿

    ソルトレイクオリンピックの合宿にてクロスカントリースキー・ジャパンチームの選手たちと

  • 高地トレーニング中の自律神経検査の風景

    高地トレーニング中の自律神経検査の風景

  • 温熱生理学の実験の風景

    温熱生理学の実験の風景

S Road MOLA共同プロジェクト

S Road MOLA

2011-2012年 SUPER GT温熱環境評価+熱中症対策、循環負荷の医学的評価

業 績

論 文

  1. Iwasaki, K., Zhang, R., Zuckerman, J. H., and Levine, B. D.. Dose-response relationshipofthecardiovascular adaptation to endurance training in healthy adults: How much training for what benefit? J Appl Physiol 95: 1575-1583, 2003.
  2. Okazaki, K., Iwasaki, K., Prasad, A., Palmer, M. D., Martini, E. R., Fu, Q., Zadeh, A. A., Zhang, R., Levine,B. D.. Dose-response relationship of endurance training for autonomic circulatory control in healthyseniors. J Appl Physiol 99:1041-9, 2005.
  3. 水落文夫、岩﨑賢一、鈴木典、小川洋二郎、高橋正則、宮本晃、沢田海彦、伊坂裕子、塩澤友規、菅生貴之、田中ウルヴェ京、吉本俊明. 高地トレー   ニング合宿におけるクロスカントリースキー選手の心理的コンディションとトレーニング効果の影響, スキー研究 5: 1-12, 2008.
  4. 柳田 亮、小川洋二郎、水落文夫、鈴木 典、高橋正則、岩﨑賢一:高地トレーニング合宿におけるトレーニング効果と圧受容器反射機能の関係.日本衛生学雑誌 67:417-422, 2012.
  5. Aoki, K., Ogawa, Y., Iwasaki, K.. Blunted cutaneous vasoconstriction and increased frequency of presyncope during an orthostatic challenge under moderate heat stress in the morining. Eur J Appl Physiol 114:629-638, 2014.
  6. Yanagida, R., Takahashi, K., Miura., M, Nomura, M., Ogawa, Y., Aoki, K., Iwasaki, K.. Speed ratio but cabin temperature positively correlated with increased heart rates among professional drivers during car races. Environmental Health and Preventive Medicine In press

特別講演

  • 岩﨑賢一、BD. Levine: 高所トレーニングと循環反応の評価法(指定講演:高所トレーニングシステムの開発・評価)第4回高所トレーニング国際シンポジウム、上山市、2000.8
  • 岩﨑賢一:"Living high-training low"形式の高所トレーニングによる日本人クロスカントリースキー選手の競技力向上(シンポジウム:高地トレーニング競技力向上:クロスカントリースキー)第9回高所トレーニング国際シンポジウム飛騨2005、高山市、2005.8
  • 岩﨑賢一:身体運動の程度-宇宙医学から高地トレーニングまで-(特別講演)、桜門体育学会 平成22年度大会、東京、2010.12.12

JOC報告

  • 吉本俊明、鈴木典、岩﨑賢一、水落文夫、高橋正則、佐藤紀子、菅生貴之、竹田正樹:自律神経機能からみた高地への適応過程および高地における合宿中のコンディションについて、平成12年度日本オリンピック委員会スポーツ医・科学研究報告 No.IV:31-38、2001.
  • 吉本俊明、岩﨑賢一、鈴木 典、水落文夫、高橋正則、塩澤友規、菅生貴之、竹田正樹:自律神経機能からみた強化指定選手の高地への適応について、平成13年度日本オリンピック委員会スポーツ医・科学研究報告 No.IV:23-30、2002.
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