1. 医療法改正の歴史
1. 医療法改正の歴史
医療法は 1948(昭和 23)年に制定されて以来改正されてきました。2018(平成 30)年 12 月 1 日の医療法の第 8 次改正に伴って、検体検査の品質精度管理の整備に関する法令(改正医療法)が施行となりました(表 1)。
表1 医療法改正の歴史
制定 | 昭和23年 | 1948年 | それまでの国民医療法の廃止に伴って制定された |
第1次改正 | 昭和61年 | 1986年 | 医療計画の導入 |
第2次改正 | 平成5年 | 1993年 | 特定機能病院及び療養型病床群の制度化 |
第3次改正 | 平成10年 | 1998年 | 療養型病床群の設置、地域医療支援病院の制度化、インフォームド・コンセント法制化(努力義務)、総合病院の廃止 |
第4次改正 | 平成13年 | 2001年 | それまでの国民医療法の廃止に伴って制定された |
第5次改正 | 平成19年 | 2007年 | それまでの国民医療法の廃止に伴って制定された |
第6次改正 | 平成26年 | 2014年 | それまでの国民医療法の廃止に伴って制定された |
第7次改正 | 平成27年 | 2015年 | それまでの国民医療法の廃止に伴って制定された |
第8次改正 | 平成29年 | 2017年 | 検体検査の精度管理の確保、特定機能病院におけるガバナンス体制の強化、医療に関する広告規制の見直し、持分なし医療法人移行計画認定制度の延長 その他 |