基礎物理学(一年生対象)
基礎物理学は、今まで物理学を学ぶ機会がなかった学生のために開講される前期科目です。講義では物理数学と力学、電磁気学(基礎)を学び、物理学の基本的な考え方や法則を学びます。医系物理学を学ぶための基礎を身につけます。
医系物理学(一年生対象)
医系物理学では初めに物理学汎論で次元解析、変分原理・物理数学などを学んだ後、熱力学・流体力学・波動(音波)、原子物理学を学びます。現在の医学に必須となった放射線やNMR,レーザーや超音波の原理などを学び、物理学が医学にどのように関与しているのか、生体などのミクロな構造をどのように測定するのかなどを学びます。
応用医系物理学(二年生対象)
応用医系物理学では、物理学・生理学と共通する4つの項目、(1)神経の伝導、(2)循環、(3)生体のエネルギー、(4)画像診断の原理、を講義と実習を交えたアクティブラーニング形式で学びます。応用医系物理学は生理学教室と共同で行われる新しい講義です。
自然科学実験III(物理学実習)
基礎物理学・医系物理学の講義で学んだ物理の法則や原理を、自然科学実験III(物理学実験)を通し、実際に手を動かし測定をすることで確認し検証してゆきます。実習は力学・熱力学・流体・波動と音波・電磁気学・原子物理学の計10つの項目を2人1組の体制で行います。測定の基礎やデーターの扱い方、レポートの書き方なども学びます。
大学院講義
生物学分野・身体健康科学分野と「ヒトの自然科学認識論」(主にナノ創成技術)と数学分野と「生物統計学」を担当しています。
その他
3年生基礎医学実習(生化学:DNA多型解析実習)のチューターとして参加します。
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