消化器外科
診療内容
消化器外科では消化器全般について診療を行っていますが,対象疾患は次のとおりです。
消化器外科で診療している疾患
- ① 食道・胃十二指腸,小腸,大腸,肛門の良性・悪性疾患
- ② 肝臓,胆嚢,胆管,膵臓,脾臓の良性・悪性疾患
- ③ 鼠径ヘルニア
特徴・特色
- 年間約700例にのぼる消化器疾患の手術を行っています。
- 消化器癌の手術については年間約500例の実績があり,術前・術後の化学療法も精力的に行い,癌の集学的治療に万全を期しています。
- 低侵襲手術として注目されている,内視鏡下手術も力を入れており,胆石のみならず,食道・胃・大腸・肝臓・脾臓の疾患にも適応を広げております。
- 肝臓癌に対しては年間200件以上の肝切除の実績がありますが,患者さんの状態に応じて,肝動脈塞栓療法,ラジオ波焼灼療法,動注化学療法を当科の専門スタッフが行っており,あらゆる病状に対処しています。また,胆道・肝臓癌においては根治手術のみならず患者さんのQOLを重視した治療を行っています。
診療体制
外来は毎日4~5名の医師が診療にあたっています。
入院は3つの診療グループが担当し,1グループ3名の医師が医長・部長の指導のもと,きめ細かく親身な診療を行っています。手術においても全症例を医局員全員で検討し,手術には必ず専門のスタッフが執刀する体制になっています。
また,夜間,休日の緊急手術においても,万全を期しています。
その他
この疾患には特にこの医師が専門に診察しています。
- 肝胆膵癌
- 高山忠利(部長・主任教授)・檜垣時夫(准教授)・中山壽之(講師)
- 胃癌・大腸癌・食道癌
- 高山忠利(部長・主任教授)・東風貢(科長・診療教授)
- 消化器癌の化学療法
- 東風貢(科長・診療教授)
医療機関のみなさまへ
回診・カンファレンスの日程
下記の内容について,関心のおありになる先生方の参加をいつでも歓迎致します。
- 教授回診
- 水曜日 午前8時00分~
- 入院患者カンファレンス
- 水曜日 午前7時30分~
- 手術カンファレンス
- 月曜日・金曜日 午前7時40分~
- 日大消化器病カンファレンス
- 第1・第3月曜日 午前8時30分~
- 日大肝胆膵カンファレンス
- 3・6・9・12月第2水曜日 午後6時00分~
特にご紹介頂きたい疾患
- 消化器癌(肝癌,胆道癌,膵臓癌,食道癌,胃癌,大腸癌)
- 鼠径ヘルニア