がん診療について

緩和ケア・痛みセンター

緩和ケアについて

当院の緩和ケア診療の歴史は,1978年に始まります。

当初はがん診療に関わる各診療科、麻酔科、心療内科の医師、看護師、MSW(医療ソーシャルワーカー)の有志が集い、月1回カンファレンスを開き、がん患者さんにいかに良き緩和ケアを提供できるか、検討を行ってきました。回を重ねるごとにメンバーも増え、このカンファレンスは現在(2020年2月)に至るまで、412回実施、継続され、症例検討の蓄積を重ねてきております。

2003年より緩和ケアチームの活動が開始となり、現在、医師、看護師、薬剤師、公認心理師、MSW、管理栄養士がメンバーとなり、依頼のあった入院患者さんとご家族に対する緩和ケアを提供しています。そして、2007年4月より設立された緩和ケア外来では、患者さんとご家族へ入院から外来、外来から入院と切れ目のない、安心できる緩和医療を提供しております。

2019年より緩和ケア・痛みセンターが設置され、緩和ケアチーム、緩和ケア外来、緊急緩和ケア病床等を有機的に統括して管理し、各部署・各診療科と緩和ケアの連携行い、更なる充実に努めております。

また、医療連携センターなどと協働して、地域の連携病院、診療所の先生方にも、患者さんを中心として緩和医療の提供や公開カンファレンス、勉強会、事例検討会などを通じて最新医療の提供を行っています。

緩和ケアチームについて

がんの患者さん、ご家族に対し、痛みやいろいろな症状(息苦しさ、眠れない、不安感、便秘、倦怠感など)を緩和できるように支援する専門家チームです。

相談内容

  • 痛みなどの諸症状についてのこと
  • 不安やお気持ちに関すること
  • ご家族のサポート
  • 緩和ケア病棟に関すること
  • 退院後の自宅での療養に関すること
  • 医療制度、経済面に関すること
  • 栄養に関すること、など
緩和ケアチームの説明図

緩和ケアチームは、医師・看護師・薬剤師・公認心理師・メディカルソーシャルワーカー・管理栄養士などの各専門家によるグループから形成されるチームで、入院患者であれば病室訪問し問診・診察などを行い、主治医・担当看護師等とカンファレンスを実施し、緩和ケアを開始します。また、小児の場合は子どもサポートチームとして対応しております。

その後も定期的に主治医グループとの連携を図りながらケアを行います。外来患者の場合は担当医・看護師が緩和ケア外来の依頼を行い、以後同様の手順を取ります。

緩和ケア外来について

医師、看護師、薬剤師など緩和ケアチームで診療を行っております。痛みやお体の症状に対し、生活にあわせた薬剤調整やお気持ちのこと、ご家族のこと、今後の療養についてなど様々なご相談をお受けしています。

原則として、現在当院におかかりの患者さんを対象としています。緩和ケア外来は月曜日の午後、完全予約制です。緩和ケア外来のご予約については、月・水・土曜日のペインクリニック外来までお電話にてお問い合わせください。

緩和ケア外来への紹介手順

緩和ケア外来(単独)のみの外来受診はできません。まず、すでに受診されている診療科の担当医に相談していただき、その診療科から緩和ケア外来に依頼してもらい受診となります。

小児科の場合は、初めに小児科あるいは小児外科外来を受診後、緩和ケア外来へ依頼し、受診となります。 その後、緩和ケア外来を中心にして、院内からの紹介手順と同様に緩和ケアチームなどのサポートにより緩和ケアを行っていきます。

緩和ケアの勉強会・事例検討会のご案内

当院では、医師、看護師、薬剤師、MSW、公認心理師、理学療法士など、多職種が集り事例検討会を毎月行ってまいりました。

2019年度より、「今更聞けない、今更聞きづらいなと思うテーマ」について、日常診療・看護に役立つ知識と考え方が習得できる勉強会を設けました。緩和ケアに携わっている医療者に加えて、日常業務で緩和ケアに携わっていない医療者、これから緩和ケアの勉強をしたいと考えている医療者、介護者の参加もお待ちしています。

日時:
毎月第2木曜日(8月・10月以外) 17~18時
参加費:
無料
場所:
日本大学医学部附属板橋病院 6階ゼミナール室
連絡先:
病棟医事課 前田 maeda.sayaka@nihon-u.ac.jp

勉強会・事例検討会のお知らせ、申し込み方法などについては病院ホームページをご参照ください。

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