コンパニオン診断学分野(寄附)
本分野は日本で初めて臨床検査実用によるコンパニオン診断を視野に入れた新規バイオマーカー発見を目指す研究を進めることを目的としています。2013年10月1日に株式会社保健科学研究所の寄附にて設置され、2016年10月1日から同社の宮 哲正さまからの寄附にて継続されました。臨床検査医学領域と臨床遺伝学領域を融合して遺伝学的検査を臨床検査に応用するコンパニオン診断を実施し、社会へ還元できるような研究をしたいと考えています。
- 研究と臨床検査の双方を行うコンパニオン診断システムを構築する。
- 新たなバイオマーカーを将来的に臨床検査に組み込み、先進医療や険収載を目指す。
- 臨床データベースを用いたデータマイニングによる薬物の効果と副作用の予測
- 糖尿病血管合併症の感受性遺伝子の探索
- 神経疾患における疾患マーカーの検索
- 精神疾患における原因遺伝子の検索
- 黄斑疾患における疾患感受性遺伝子解析
- 脳腫瘍幹細胞における発生・分化の解明
- Gliomaにおける多剤併用療法の基礎的研究
- 消化管疾患における網羅的遺伝子解析