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入局案内

研修プログラムについて

医局長よりご挨拶

こんにちは、糖尿病代謝内科医局長の三枝太郎です。

私は平成20年度に信州大学医学部を卒業、その後他施設で初期臨床医研修、専門医研修を受けましたが、ご縁があって平成31年度から当医局に入局しました。他大学出身、途中からの入局という立場にもかかわらず、皆に温かく迎えてもらえて、すぐに医局の一員として馴染む事ができました。そんなアットホームさ、面倒見の良さはうちの医局の自慢できる所の一つです。

昨今、食生活の欧米化を始めとする生活習慣の変化により糖尿病患者さんは増加の一途をたどっています。患者さんは増える中、糖尿病専門医の数は未だ不足しているのが現状であり、糖尿病専門医は社会的にも必要とされています。当院は大学病院ということもあり、入院・外来診療を通して1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病、その他様々な疾患を合併した糖尿病患者さんの症例を数多く経験し、学ぶことができます。新しい知見についても、速やかに情報を得て診療に反映させる事ができますし、カンファレンス等で専門医である先輩方に広く意見を聞く事もできます。そのような環境の中で、糖尿病専門医の取得はもちろん、更にはその先の糖尿病スペシャリストを目指してみませんか?
また、糖尿病治療においては私が研修医の時にDPP4阻害薬が発売され、その後もGLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬と次々に新しい薬剤が発売となりました。新しいエビデンスも次々と発表され日進月歩で発展していますが、まだまだ分かっていないことも多い分野だと思います。そのような糖尿病診療の進歩を支えていくべく、私達は研究面でも基礎研究から臨床研究まで幅広く行っています。一研究者として、一緒に糖尿病の明日を切り開いてみませんか?

私達の医局は石原教授のもとで、平成20年にスタート致しました。まだまだ若い医局ですが、その分色々な可能性がある医局でもあると思います。糖尿病専門医を目指す方、糖尿病研究に情熱を燃やしたい方、ぜひ私達と一緒に頑張りましょう!医局員一同心よりお待ちしております。


後期研修プログラムの目的及び特徴

日本大学医学部および付属病院では、医師の養成に取り組んでいます。
糖尿病代謝内科の初期研修以降の教育・研修では、このような観点から2つのプログラムが準備されています。
一つは、一般総合内科医としての基礎を深めつつ、糖尿病代謝疾患の専門知識を習得していくプログラムです。
もう一つは、糖尿病内科学の大学院に入学し、主に糖尿病患者を題材として臨床研究あるいは基礎研究を行いつつ、糖尿病代謝疾患の専門知識をより高めていくプログラムです。