NIHON UNIVERSITY NURSING SCHOOL

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学校生活(2年生)

2年生は1年生に習った基本的な体の構造や看護を踏まえて、多くの疾患や成長発達段階に合わせた看護について学んでいく学年です。

2年生では基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱを行いました。新型コロナウイルスの影響で病院へ実際に行く実習期間が短くなり、オンラインとなってしまいました。しかし、その環境の中でできるだけたくさんのことを吸収しようと、より学ぶ姿勢が強くなり集中して取り組み、今まで学習してきたことを実践につなげる良い機会となりました。

基礎看護学実習Ⅰは、臨地実習として実際に患者さんへ直接援助を行うことができました。私が受け持たせていただいた患者さんは病気によって手の震えがある方でした。「体を洗いたい」という希望があり、入浴の援助を行うことになりました。

先生や指導者さんから、患者さんをよく観察することや自立を考えた援助が必要であることを指導されました。学校では体験したことがない援助に戸惑い、緊張しながら指導者さんと行いました。援助後に患者さんから「ありがとう」という言葉を言ってもらえて、自分の知識と技術を認めてもらえたことを嬉しく思いました。

基礎看護学実習Ⅱは、オンラインと校内実習で行いました。座学で学んだ知識を使い、看護過程を展開し患者事例の個別性を考えながら看護計画を立案しました。実際の患者さんに援助することはできませんでしたが、校内実習を通して自分で考えた看護を実施し、評価することで深く考えることができました。授業で学習したことがそのままではなく、患者さんに合わせていく難しさを実感することができました。

学校生活は学ぶことがたくさんあり大変だなと感じることもありますが、一緒に頑張っている友達、わからないことがあれば指導してくださる先生方に支えられながら楽しく過ごしています。勉強する時間と遊ぶ時間をしっかり区別することを大切にしながら、看護師になるために頑張っています。