NIHON UNIVERSITY NURSING SCHOOL

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学校生活(3年生)

今年は、新型コロナウイルスの影響で一部オンラインでの実習となり、当初は臨地で学べないことへの不安がありました。しかし、先生方の手厚いご指導のおかげでオンライン実習だからこそ、思考の整理を落ち着いて行えたり、疾患について理解を深められたりと、充実した実習となりました。
臨地実習では、自身で立案した一日の行動計画に沿って患者さんを援助します。しかし、日々変わりゆく患者さんの状態によっては、予定が変更になることもありました。その都度、臨機応変に計画を変えることが上手くできず、患者さんに十分な看護を提供できないことや、自身の学習不足などで悔しい思いもしましたが、患者さんはいつも笑顔で感謝の言葉や励ましの言葉をかけてくださいました。また、先生や臨床指導者の方々のご指導は、自身にはない看護の視点に気づく機会となりました。看護の方法は決して1つではなく多様にあることを学び、看護の奥深さを感じると同時に看護の楽しさを改めて感じる事ができました。
3年間の学校生活は、楽しいことだけではありませんでした。課題や試験、実習などが重なることでやるべき事に追われる日々や学習をしてもまだまだ知らない知識があり辛いと感じることもありました。しかし、何事も諦めず努力し続けたことで、自身の力となり、患者さんへのよりよい看護提供へと繋げることができたと考えます。そして、人としても大きく成長することができる大切な3年間となりました。日本大学医学部附属看護専門学校で、どんなときも温かく見守りご指導してくださる先生方や、支え合うことのできる仲間に出会えたことは、私にとって大切な宝となりました。
今後は、これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに患者さんに寄り添い、少しでも患者さんが笑顔になれる看護を提供できる看護師になれるよう努力し続けます。