診療科の話題

診療科トピックス 歯科口腔外科

超選択的動注化学療法

舌がんに対して診査しこの治療の適応であるかどうかを診断し,治療していきます。この治療法は全身化学療法よりも副作用が少ないという利点があります。

診断方法として,造影CT撮影や造影MRI撮影を行い腫瘍の状態を調べます。また,全身をPET-CT写真あるいはガリウムシンチグラフィー等で精査します。さらに血液検査等を行い,その結果この治療方法の適応であると診断されると外科医と相談しながら腕もしくは足の動脈よりカテーテルを刺入し腫瘍の栄養血管を検索します。そして腫瘍の栄養血管を同定し,その血管にカテーテルを留置します。その後カテーテルより抗癌剤を動脈内投与します。同時に腕等の静脈から抗癌剤に対する中和剤を全身投与し,抗癌剤による副作用を軽減させます。動脈から抗癌剤を投与した翌日から3日間,抗癌剤を全身的に投与します。

その後,3週間経過観察を行い超選択的動注化学療法の1クールを終了します。放射線照射を併用する場合もあります。抗癌剤の治療効果を随時診断しながら,この治療を最大3~4クール行います。本治療法は行える症例と行えない症例があります。

下顎枝矢状分割術

骨格性顎変形症(うけ口や顔面非対称)をレントゲン写真にて評価・診断を行い,骨切り術を施行し,咬合状態を回復させます。まず当科の矯正医により術前矯正を行います。術前矯正が終了した後,顎骨を分割し正常な咬合状態を再現させ金属プレートもしくは吸収性プレートで固定を行います。

術後1日目より上下顎をゴムにて牽引固定します。またこの日より鼻からお腹にチューブを挿入し経管流動食にて食事を開始します。

術後2日目より上下顎間固定をゴムからワイヤーに交換し2〜4週間,固定します。口腔内の創部の状態が安定したら鼻からの経管流動食を経口流動食に変更します。顎間固定を解除した後に退院となります。退院後,術後矯正を行います。

インプラント治療

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義歯に不適応の患者さんに対して人工歯根を埋入して咀嚼機能を改善する治療法です。インプラント埋入予定部のCT撮影を行い,当該部の顎骨の状態とその周囲組織との関係を精査します。必要に応じてインプラント埋入における前処置を行います。インプラントを埋入後,最終補綴を行い,以後メンテナンスを行っていきます。

この治療は保険外診療ですので自由診療となります。

診療科から

当科初診の患者さんは初診時間内で,再診の患者さんは診療時間内で随時対応致します。

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