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  • 胸部疾患に対する胸腔鏡下手術

胸部疾患に対する胸腔鏡下手術

方針

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当科では平成4年より積極的に胸腔鏡を導入しており,自然気胸のほぼすべての症例が胸腔鏡にて手術を,また原発性肺癌は早期であれば安全性と確実性を考慮し,胸腔鏡と小開胸(8cm〜12cm)併用のVATS(Video-assisted thoracic surgery)の形で手術を行っています。縦隔腫瘍は良性疾患には基本的に胸腔鏡にて手術を行っています。

成績

現在,自然気胸の胸腔鏡下手術の術後再発率は嚢胞切除部位に補強剤を塗布することにより約2〜3%以下で,以前の開胸手術での成績と遜色ない結果をえています。原発性肺癌では以前の後側方切開による開胸創30cmから約3分の1の創(8cm〜12cm)で手術を行うので早期退院が可能となりました。また術中出血量は100cc前後で術後の免疫力低下予防に大きく貢献しています。縦隔腫瘍は良性疾患で特に強度な癒着が内限り胸腔鏡にて手術を行い早期退院が可能となりました。

その他

これらの疾患以外にも漏斗胸,手掌多汗症,転移性肺腫瘍,肺生検,肺良性腫瘍に胸腔鏡下手術を行っています。なお,胸腔鏡下手術は2次画面での手術であるので必ずしも胸腔鏡のみで手術が完遂できる訳ではありません。安全性,確実性(根治性)を損なう場合は胸腔鏡以外に小開胸を躊躇せず併用するようにしています。

診療科から

月曜日,木曜日の呼吸器外科外来へお越しください。
(午後,検査等があるので11時までに受け付けをしてください。)

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