診療科のご案内

放射線診断科

診療内容

放射線診断科では,X線写真やCT,MRI,血管造影,アイソトープ検査(シンチグラフィ)など,さまざまな画像情報から病気の診断を行っています。さらにカテーテルを使って血管内から治療するインターベンショナルラジオロジー(IVR)行っています。中枢神経系から頭頸部,胸部,腹部,骨盤,四肢に至るいろいろな部位の疾患に対して幅広く診断に取り組んでいます。

特徴・特色

放射線診断科は高度先進医療を推進する上で最も重要な部門の一つです。診断部門では,4台のCT装置,4台のMRI装置,5台の血管撮影装置などにより,各科からの画像診断の依頼に対応しています。具体的には,CT,MRIの画像を中心に読影所見をレポートにまとめて報告しております。

MRI(磁気共鳴画像)部門では,中枢神経系,肺・縦隔,乳房,腹部・骨盤内臓器,筋・骨格系などの画像診断を専門的な知識をもとに行っています。さらに,ガドリニウム造影剤を用いたMRアンギオグラフィにより大血管,門脈系,小児の血管などの検査を入院することなく外来で行っています。MRIはX線を用いないので,放射線被ばくがありません。しかし強い磁力を用いるため,心臓ペースメーカーや手術を受けた方など,体内に金属物のある方は検査ができないことがあります。

CT部門では,高速の処理能力と高分解能の診断能力とを兼ね備えた多検出器型の最新の装置を含め,X線を用いて身体の横断面を検査し,病巣の有無や位置などを診断します。最新の装置では,検査の高速化が可能になり,患者さんに1回の息止めをお願いするだけで,一つの部位を検査することができます。さらにこのCTの高速化に伴い,今まで入院して行われていた血管の造影検査を外来でCTを用いて簡単に行うことができるようになりました.また副作用の少ない造影剤を用いて,病巣の診断能力を上げることが可能です。

血管造影およびIVRの部門ではおもに,がんに対して各科と連携をとりながら,抗癌剤の動脈内注入・塞栓療法などを集学的治療の一環として行っています。この治療法は専門の知識や技術を必要としますが,手術や制癌剤の全身への投与と比べ,カテーテルという細い管を数ミリの皮膚切開部を介して目的とする血管内に導き,ここから目的とする狭い範囲に治療を行うため,副作用などの患者さんの負担が少なく,広く行われているものです。またこの方法を用いた,外傷その他のさまざまの出血に対する血管の塞栓止血療法や,動脈硬化に対する血管拡張術も行っています。

アイソトープ(RI)部門では,放射性医薬品を用いて,局所脳血流の診断,虚血性心疾患の診断,心筋代謝や肺血流の診断,骨,胆道,腫瘍,炎症病巣に対する各種シンチグラフィ(SPECT検査を含む)など,さまざまな臓器特異的機能診断を行っています。

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