診療科のご案内

血管外科

診療内容

血管外科は病状に応じて,MRI,3D-CT,血管造影を行い,血管病変を診断・評価した後,適切な治療法(腹部大動脈流手術,バイパス手術,血管形成術,血管内治療,下肢静脈瘤手術,深部静脈血栓症に対するカテーテルを用いた血栓溶解治療)を選択します。1996年から骨盤内血管病変に対して,バルーン(風船),ステント,レーザーを用いた血管内治療を開始しました。血管内治療は細い管を主に太ももの大腿動脈から病変へすすめ,病変部を風船(バルーン)で拡張したり,再狭窄を防ぐため金属製の内張(ステント)を張ります。手術と同等の効果が得られ,入院期間が短縮できます。患者さんへは侵襲が少ない治療方法です。しかし,すべての患者さんに適応できる訳ではありません。MRI,3D-CT,血管造影等の検査で病変の長さ,硬さを評価して,適応を決めます。
患者さん個々に合ったできるだけ体に優しい治療を目指しています。

血管外科で診療している疾患

大動脈疾患
腹部大動脈瘤など
動脈閉塞疾患
閉塞性動脈硬化症,急性動脈閉塞症,バージャー病など
静脈疾患
下肢静脈瘤,静脈血栓症など

特徴・特色

血管外科では,週2日(火・木)の予定手術日に,閉塞性動脈硬化症に対する,人工血管や自家静脈を用いた下肢バイパス手術人工透析患者の内シャント造設術を行い,その他24時間体制で随時,緊急動脈閉塞症,破裂性腹部大動脈瘤等に対する緊急手術を行っている。1996年より,腸骨動脈領域の閉塞性動脈硬化症の症例に対して,バルーン,レーザー,アテレクトミー,ステントを用いた血管内治療も外科治療に平行して行っている。高度先進医療として,動脈閉塞疾患に対するレーザー血管形成術の設置基準を取得している。また,重症虚血肢に対する血管再生療法の骨髄幹細胞移植術も既に臨床導入しており,好成績をあげている。

診療体制

緊急手術

破裂性腹部動脈瘤,急性動脈閉塞症に対しては24時間体制で,手術を行います。

閉塞性動脈硬化症,バージャー病に対する自家骨髄細胞移植療法(高度先進医療)

下肢血管が閉塞・狭窄し,薬物療法,外科治療が困難で,効果がなく,肢が壊死に陥りかけた患者さんに対して,自分の骨髄から採取した細胞を下肢筋肉に注射し,新しい血管を再生させる治療を開始しました。現在保険診療は適応されていません。また,副作用を避けるために,すべての患者さんい適応できません。かかりつけ医から当院へ診療情報提供書をもらい,血管外科外来(月・水・木・金曜日,9時〜11時受付)受診し,担当医に相談下さい。かかりつけ医がいない場合は直接ご来院下さい。

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