看護部の紹介

看護部の理念

看護部の理念

日本大学板橋病院理念に掲げる医療を,医療チームで総合的に効果的に提供できるように関わり,医療の進歩・社会の要請に応じた専門性の高い看護を実践する。

患者家族の権利および人間性を尊重し,常に患者の立場に立った倫理的,且つ人間愛に基づく心のかよう看護を提供する。

患者個々が患者中心の質の高い看護を受けられるようにし,看護に責任を持つ。

看護の役割機能を果たすために専門的・主体的看護,および質の高いより良い看護のための研究を追求し,自己の能力向上・人間的成長に努める。

看護部の概要

病院開設 昭和10年5月1日
看護部長 縣 美恵子
病床数 1,037床
外来患者数 2,264.7名(1日平均)
入院患者数 812.5名(1日平均)

体制

看護方式 固定チームナーシング方式,モジュールナーシング方式
PNS(パートナーシップ・ナーシングシステム)
基本料 一般病棟入院基本料 7:1
勤務体制 変則2交代制(手術室は日・祝日が日当直制)
勤務時間 外来,病棟,救命救急センター 日勤 8:00〜16:00/夜勤 16:00〜8:00

活動

専門看護師

日本大学医学部附属板橋病院には3名の専門看護師(CNS:Certified Nurse Specialist)が活躍しています。

  • がん看護 専門看護師
  • 感染症看護 専門看護師
  • 慢性疾患看護 専門看護師

がん看護専門看護師(O-CNS:Oncology- Certified Nurse Specialist)牛山実保子

がん相談支援センターに所属し、院内だけでなく院外の患者さんやご家族から、がんに関するご相談を受けています。「治療法が選べない」、「(家族が)本人にどう接していいかわからない」、「話を聞いてほしい」など相談内容は様々で、全国、時に海外の患者さんからの相談も受けています。また、近年がん治療は主に外来で行うようになってきており、治療をしながら仕事をする患者さんも増えています。そのような患者さんたちへ、メディカルソーシャルワーカーや社会労務士と共同で就労支援・ワーキングサポートも行っています。
その他に院内の医師や看護師から、がん患者さんの対応に困った時に依頼を受け、インフォームドコンセントに同席、共に援助をしたり、ケアの方向性を見出すための関わりを行っています。患者さんの背景、思い、ご家族など全体的に捉えて、その人にとってなにが望ましい方向なのかを、一緒に考えるように努めています。
また、板橋区の患者会にアドバイザーとして参加させてもらったり、イベントに参加してがん相談を受けたりなど、地域との関わりも積極的に持っています。

当院のCNS3名で構成されるCNS会では、年に4~5回事例検討会や勉強会を開催しています。現場の看護師たちの日々の看護実践に役立ててもらいたい、それぞれが大切にしている自分の看護を好きでいてほしいという思いで始めました。事例を通し日々の看護をひとつずつ丁寧に振り返ることで、新たな看護の気づきや、違った視点を持つことなどができています。参加した看護師たちからは、「看護を掘り下げて話し合える貴重な時間」、「皆さんの意見を聞き、有意義だった」など聞かれています。この会で自分の看護をさらに発展させていくいい機会となるよう目指しています。

感染症看護専門看護師(Certified Nurse Specialist in Infection Control Nursing)
外来 新井誉子

日大病院でキャリアを重ねながら大学院に進学しました。大学院では看護について探求しつつ感染制御学を専攻し、卒業後に感染症看護専門看護師に合格しました。感染症看護専門看護師の役割は易感染及び感染症患者様の看護や医療関連感染予防、職員に対する職業感染予防、地域住民の方々の感染症に関する理解を深めていただくなど広範囲にわたっています。かからなくてもよい感染症にかからないように、またかかってしまったら患者様がすみやかに回復できるようにすることが感染看護と言えます。私は現在外来に所属しており、在宅で治療を続けている患者様に対して、感染症の早期発見に関するセルフケアや知識の向上によって、日常生活への影響が最小限となるよう看護を提供させていただいています。感染症は薬剤の進歩によって人類が制御できたかと思えた病気でしたが、最近では新たな耐性菌や新型インフルエンザ、エボラ出血熱など話題に事欠きません。一方、健康な人には何でもない微生物が易感染患者様にとっては大きな脅威となることがあり、病院と言う大きな環境は患者様のために清潔で安全に整えられる必要があります。このような感染症に関する様々な脅威に対し、当院は地域密着型の大学病院として感染制御をリードしていくという責任もあると感じています。また、外来感染リンクナースと協働しながら、外来手指衛生率の向上に向けた取り組みも行いました。外来は手指衛生の効果が患者様にどのように還元されるかが見えにくい部署ではありますが、結果として前年度比2倍の手指衛生剤の使用量となり当院外来看護師達の実行力の高さに感激しました。感染症看護専門看護師としてはまだまだ未熟ですが、今後も向上心を持ち、多くの看護師達と力を合わせながら、患者様のために尽力していこうと思います。

認定看護師

日本大学医学部附属板橋病院では,現在様々な認定看護師が活躍しています。

救急看護認定看護師 2名
皮膚・排泄ケア認定看護師 3名
集中ケア認定看護師 2名
緩和ケア認定看護師 2名
がん化学療法看護認定看護師 2名
がん性疼痛看護認定看護師 1名
訪問看護認定看護師 1名
透析看護認定看護師 1名
感染管理看護認定看護師 3名
新生児集中ケア認定看護師 1名
手術室認定看護師 1名

当院には3名の皮膚・排泄ケア認定看護師がいます。

皮膚・排泄ケア認定看護師とは、Wound(創傷) Ostpmy(ストーマ) Continence(失禁)が専門分野であり、組織横断的に病棟・外来で活動しています。
院内の教育に関しては、キャリアラダー研修やキャリアアップコース、院内認定コースを通してスタッフの看護の質向上へも積極的に取り組んでいます。
「創傷」では、褥瘡をはじめとした創傷管理や術後ドレーンによる皮膚障害などに関して医師や看護師からの相談を受け治癒に向けて取り組んでいます。もちろん褥瘡管理に関わる機会が最も多く、NST・褥瘡対策委員として褥瘡対策チームの一員として、褥瘡保有者の治療やケアに携わっています。褥瘡対策リンクナース会では、各病棟から選出されたリンクナースと共に褥瘡発生予防・早期治癒に向けてワーキンググループ活動をしています。また、年に1回地域の関連施設の方々をお招きして委員会主催の勉強会を開催しています。
「ストーマ」に関しては、手術の決定から退院後の日常生活に至るまで長期的にサポートをしています。年間80件近くあるストーマ造設術は、小児から緊急手術まで多岐にわたっていますので患者様の背景も様々であり、個別指導が重要となります。
「失禁」に関しては、おむつかぶれに対するスキンケアや失禁ケアに対してのデバイスの紹介やケア方法のアドバイスを行っています。その他、病棟や外来でスキントラブルを抱える患者さんのスキンケア相談にのるだけでなく医師からの依頼を受けることもあります。
今後は、皮膚や排泄に関して大人から子供まで患者さんのQOLを低下させず、また維持・向上できるようにケアを提供し、院内だけでなく地域との連携も視野にいれて活動していきたいと考えています。

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