患者さん

チーム医療について

NST 栄養サポートチーム

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チームのバッジ

『栄養サポートチーム』は英語名でNutrition Support Teamで略してNSTと呼ばれています。当院NSTは,チーム医療の一環として平成17年8月より全科を対象に活動しています。

このチームは,栄養に詳しい医師を中心に歯科医師,看護師,薬剤師,管理栄養士,リハビリ,臨床検査技師,歯科衛生士など,多職種の専門スタッフで構成されており,それぞれの専門知識や技術を出し合い食事内容や点滴方法,離床に向けたリハビリや口腔管理など,患者さんにとって最良の栄養プランを提案し,主治医と連携して栄養面から治療を支援させていただく,医療のサポートチームです。

対象となる疾患は様々で,栄養摂取不良,吸収障害,代謝障害などが原因で起こる栄養不良状態の場合や,肥満,糖尿病,高血圧症など過栄養で栄養改善が必要な患者さんなど,各専門性を生かしながらチームで患者さん一人ひとりをサポートしています。

NSTスタッフは

医師(内科・婦人科・救命科・歯科),看護師(入院生活全体を管理),薬剤師(薬の副作用,効きめ,点滴の管理),管理栄養士(食事を調整管理),リハビリ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が身体活動を管理),臨床検査技師(血液検査や生理検査などを管理),歯科衛生士(口腔内の管理),医療事務など,さらに皮膚・排泄ケア(じょく瘡やストーマのケア)の認定看護師などの専門スタッフと各病棟のリンクナースです。

NST対象となる患者さんは?

病棟では,すべての患者さんを対象に,入院から退院まで定期的に主治医・担当看護師による栄養状態の評価がなされています。この中から,栄養状態の改善が必要とされる患者さんの情報がNSTへ随時届きます。

NSTのサポートが始まったら?

Photo 主治医とNSTスタッフとでディスカッション
主治医とNSTスタッフとでディスカッション

サポートを開始してからは,随時管理栄養士による栄養状態のチェックと,週1回のNST回診が行われます。

回診前にはNSTスタッフが集まりミーティングを行い,情報を共有化しています。回診では,病棟スタッフ(主治医・担当看護師)とNSTスタッフ間で現在の治療と栄養状態の総合評価を行い,患者さんの意向も踏まえながら今後のプランを提案していきます。

必要に応じて,入院中および退院されてからの食事の摂り方や調理方法,補助食品のご案内,リハビリ,口腔管理の方法など,専門スタッフからのアドバイスも行っています。

より円滑なサポートを行うために

各病棟には,NSTリンクナースを配置しています。リンクナースは患者さんの担当看護師と共に栄養状態のチェックを行い,よりスムーズに病棟(主治医や担当看護師)とNSTが連携をとれるよう努めています。

栄養管理の啓蒙のために

定期的に全病院スタッフを対象に,栄養にまつわる様々なテーマで勉強会をおこなっています。

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過去の勉強会のテーマ

開催日 勉強会テーマ 担当講師
H18.8.24 下痢シリーズ①
下痢の機序と対策
救命救急科医師 雅楽川聡
H18.9.22 大規模災害と栄養 救命救急科医師 雅楽川聡
H18.10.19 下痢シリーズ②
感染とその対策
①臨床検査技師 矢越美智子
②ICN認定看護師 杉元佐知子
H18.11.16 下痢シリーズ③
褥瘡のはじまり・スキンケアについて
①WOC認定看護師 山田尚子
②WOC認定看護師 小林由加子
H18.12.15 下痢シリーズ④
褥瘡と治療
形成外科医師 竹内正樹
H19.1.19 糖尿病と経管栄養 糖尿病内科医師 川村弥
H19.2.22 便秘と看護~緩和(麻薬投与)との相関性 癌性疼痛看護認定看護師 藤田智子
H19.3.23 消化器症状をきたす薬剤・和らげる薬剤
~下痢・便秘・嘔気など
薬剤師 木村和彦
H19.5.24 経管チューブを詰まらせる因子 ①救命救急科医師 雅楽川聡
②薬剤師 木村和彦
H19.6.28 栄養評価のための検査データ NST認定臨床検査技師 齋藤トモ子
H19.7.26 消化管だって年をとる 消化器外科医師 岡田俊次
H19.8.30 嚥下機能について 耳鼻科医師  鴫原俊太郎
H19.9.27 嚥下リハビリについて 言語聴覚士 山﨑千絵
H19.10.17 胃瘻について 消化器外科医師 岡田俊次
H19.11.22 口腔ケアについて 歯科医師 吉田美昭
H20.1.24 リハビリと栄養 理学療法士 木村忠彰
H20.2.28 呼吸と栄養 看護師 千葉由香里
H20.5.30 KAMPOで元気UPを! 東洋医学科医師 矢久保修嗣
H20.7.17 創傷治癒と栄養 救命救急科医師 雅楽川聡
H20.9・25 産科と栄養 産婦人科医師 椙田賢司
H20.11.21 栄養評価とTTR ニットーボーメディカル 蓑手哲
H20.12.11 早期経腸栄養の有用性 アボットジャパン 高本英明
H21.1.16 経腸栄養と免疫栄養の効果 味の素ファルマ 藤原紀彦
H21.2.19 酸化ストレスと微量栄養素 ニュートリー 山本光至
H21.3.11 嚥下評価とリハビリテーション 言語聴覚士 山崎千絵
H21.5.14 経腸栄養の選び方,使い方 救命救急科医師 古川力丸
H21.6.10 水溶性食物繊維について
(サンファイバーを中心に)
太陽化学株式会社 石塚研究員
H21.7.16 「病」に克つための栄養管理」
包括的栄養管理 MAGIC-P strategyとは?
救命救急科医師 山口順子
H21.9.10 MAGIC-P strategyとは?第2弾 救命救急科医師 山口順子
H21.10.8 MAGIC-P strategyとは?第3弾 救命救急科医師 山口順子
H21.11.12 MAGIC-P strategyとは?第4弾 救命救急科医師 山口順子
H22.1.21 MAGIC-P strategyとは?第5弾 理学療法士 木村 忠彰
H22.2.18 GFOについて 大塚製薬工場 亀井靖人
H22.3.17 褥瘡と栄養管理 NST認定管理栄養士 亀山久美子
H22.5.13 動脈硬化に役立つ脂肪酸 EPA/AA比 持田製薬 小島正裕
H22.7.1 がんと栄養療法 アボットジャパン 庄田 
H22.9.2 食育 救命救急科医師 山口順子
H22.11.11 肝硬変の輸液管理と栄養療法について 消化器肝臓内科医師 中村仁美
H23.1.20 O-S1について 大塚製薬工場 亀井靖人
H23.7.7 災害時の栄養管理 救命救急科医師 山口順子
H23.9.1 腎臓病の栄養管理 救命救急科医師 山口順子
H23.11.10 口腔ケア アンケート調査 歯科口腔外科医師 吉田美昭
H24.1.12 溶血について,Alb製剤の適正使用について 臨床検査技師 松館祥子
輸血部主任 川平宏
H24.3.22 (褥瘡,NST合同勉強会)地域医療連携について 救命救急科医師 山口順子
皮膚・排泄ケア認定看護師 小林由加子
NST専門療法士 管理栄養士 亀山久美子
H24.5.10 摂食機能と口腔衛生管理を評価する口腔内観察のポイント 歯科衛生士 佐藤公子
H24.11.6 インクレチンについて MSD株式会社 高井亮任
H25.5.2 がん患者のための食と口腔ケアについて がん化学療法看護認定看護師 幸坂知美
緩和ケア認定看護師 本真季
H25.7.25 周術期口腔機能管理について 歯科口腔外科医師 小宮正道・吉田美昭(NSTスタッフ)
H25.9.6 摂食機能療法について 言語聴覚士 萩原典子(NSTスタッフ)
H26.7.3 若手医師のためのはじめの一歩 消化器肝臓内科医師 中村仁美(NSTディレクター)
救命救急センター医師 山口順子(NSTディレクター)
H27.1.30 若手医師のためのはじめの一歩 第二弾 消化器肝臓内科医師 中村仁美(NSTディレクター)
救命救急センター医師 山口順子(NSTディレクター)

NSTの業務状況

年度別新規介入患者数

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認定状況

平成17年11月

日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)のNST稼動認定施設に認定されました。
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平成18年9月

日本栄養療法推進協議会(JCNT)のNST稼動認定施設に認定されました。
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NST・栄養サポートチーム通信

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