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RI室

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RI室のご紹介

核医学検査は,単純X線,CTスキャン,超音波(エコー),MRIなどと同様の画像診断の一つで,病院によってはアイソトープ検査あるいはRI検査などとも呼ばれています。微量の放射線を出す放射性医薬品を患者さんに投与して,その体内での分布を外部から画像や数値として捉え,形態,病態の把握,治療効果判定に役立てる検査方法です。

ラジオアイソトープには,一定の時間ごとに放射能が半分ずつに減少していく性質があり,この半分になるまでの時間を半減期と呼びます。一般的に核医学検査には,患者さんおよび医療スタッフの受ける放射線量,すなわち被ばく量の少ない,短い半減期を持つラジオアイソトープを用います。検査は,多くの場合放射性医薬品を静脈注射し,ガンマカメラという装置の下に寝ているだけであり,患者さんへの負担は大変少なく,1回の検査はおおよそ5分から1時間以内に終了します。

放射性医薬品は種類によって体内での動きや分布が異なり,それらを捉えることで各種臓器の形態や,血流・代謝の様子,腫瘍の原発巣および骨や他の臓器への転移など,様々なことが検査できます。この検査によって得られた画像からは,各臓器や組織の形態的情報のみならず種々の機能情報が把握でき,病気があるかないかの診断だけでなく,どのような性質の病気かもわかります。核医学検査はこの特徴により,治療方針の決定や治療効果判定に大いに威力を発揮します。

当検査室には核医学認定技師が配属されており,日本核医学会認定の専門医師2名も常駐しています。

スタッフより

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当院のRI室は3台のガンマカメラを稼働させておりスタッフ一同,患者さんに優しい検査を心掛けています。

核医学分野では他のモダリティーで器質的疾患が見つからなくても生体内の代謝を利用した検査なので疾患が解ります。また,近年においては確定診断が難しいアルツハイマー型認知症の診断において。原因とされるアミロイドβ蛋白を利用した画期的な新しい画像検査法も研究されています。

施設・設備紹介

ガンマカメラ(GE Discovery NM/CT670)

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カメラ1室では従来のガンマカメラにCT装置が搭載されたDiscovery NM/CT670が稼働しています。核医学画像とCT画像を重ね合わせる事ができ、より病変の精密な位置情報を得る事が出来ます。また鎮静が必要な小児等の検査にはCTが装備されているので撮影室の移動をすることなく、2つのモダリティーの検査を行うことが可能です。

小児 ミオMIBGシンチ
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Gaシンチ
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ガンマカメラ(日立Forte)

カメラ2室で稼働している日立Forteです。この機種にはSPECT及びプラナー撮影にAstonish再構成機能が備えられており従来の処理より高分解能な画像を提供します。

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副甲状腺の撮影画像です。臓器自体大変小さく他のモダリティーでは描出及び読影困難な臓器ですがRI検査では描出可能です。病変の位置把握などの為に行われるSPECT撮影においてもAstonish再構成により小さな病変も鮮明に描出します。

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ガンマカメラ(東芝GCA9300)

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カメラ3室で稼働している東芝GCA9300です。心筋シンチ専用に使用しており1日に7件の検査をしています。また,撮影した画像は心機能解析ソフトウェアQGSで血流と心機能を同時に3次元で解析し,標準データベースとの比較によスコアリングなど多彩なオプションにて解析しています。他のモダリティーCT,MRとの連携も強くあらゆる心疾患に対応しています。

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心筋の血流イメージ
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QGSによる心機能解析
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