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MR室

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MR室のご紹介

MRI(磁気共鳴画像)とは、強い磁石と電磁波を使って人体内部の状態を多方向から検査を行い画像診断します。現在4台の超伝導MRI装置が稼動しています。頭頚部・脊椎・胸腹部・骨盤・四肢・乳腺領域等の検査や MRアンギオグラフィによる血管系の描出の他に、スペクトロスコピー及び高精細な画像解析処理による心臓MRI 、パーキンソン病の外科手術に必要な脳定位など幅広く画像を提供しています。

スタッフより

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MRIは組織間コントラストに優れ,又放射線被曝のない画像診断として現代医療には欠かすことの出来ないモダリティーです。臓器など形態画像のみならず,心臓や脳神経など代謝・生理機能を画像化するMRIは現在多岐にわたり活用されています。検査時間は若干長いですが患者さんに負担をかけないよう迅速な撮影を心がけています。

施設・設備紹介

GE社製1台(Discovery3.0T) Philips社製1台(Achieva 1.5T) Siemens社製2台(MAGN ETOM Family)を導入しています。急患も含め1日に約90件程の検査を行っています。

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GE Discovery MR740W 3.0T
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Philips Achieva1.5T
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MAGNETOM Symphony 1.5T

心臓MRI検査の意義

MRIにおける冠動脈形態評価は1回の撮影で呼吸停止を行わず,非造影剤で放射線被ばくを伴うことなく,冠動脈を高信号に抽出します。3D Volume dataとして得られ再構成画像により多方向多断面による診断を可能としています。MRIの多彩なシーケンスを使用し,シネMRIによる心機能評価,心筋壁運動の評価,さらに造影剤を併用することで心筋パーフェージョンMRIは心筋虚血の評価が可能であります。遅延造影MRでは,心筋梗塞の診断とバイアビリティの評価など治療方針の決定に必要な多くの情報が得られます。これらはすべて一連の検査で行なわれ臨床的有用性は高く明瞭に抽出できます。

心筋梗塞のMR画像

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非造影による冠動脈の画像

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腎機能等の問題で造影剤を使用できない場合,MRIの多彩なシーケンスにより冠動脈の描出が可能です。又他のモダリティーでは診断が難しい心不全の原因解明にも大きく貢献しています。

胎児のMR画像

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胎児のMR画像です。出産する前に疾患の疑いの有無を確認し出産後にすぐに治療を行えるようにします。小児科及び脳外科等の素早い連携も大学病院ならではです。また前置胎盤の形状等確認でき術式(帝王切開)の決定に貢献します。MRはこのような全体像が撮影出来る唯一のモダリティーです。

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