日本大学医学部附属板橋病院は、高度医療を提供する特定機能病院として厚生労働省から認定を受けた医療機関です。特定機能病院とは、高度の先端医療を提供するとともに高度な医療技術を開発する研究を行い、医療者を育成するための医療研修を行う機能を有する医療機関であり、現在全国に82の医療機関が認定されています。特定機能病院は通常の病院機能とともに集中治療室、無菌病室、医薬品情報管理室などの設備を有し、高度の医療機能、医療設備を備えている事から、難病などの重症患者さんの診療一部負担額なども公費でまかなわれることになっています。
さらに日本大学医学部附属板橋病院は高度のがん専門病院として厚生労働省から地域がん診療連携拠点病院としての認可を受け、東京都区西北部におけるがん医療の中心的役割を担っております。
救急医療に対しても力を入れており、3次救急医療を担う救命救急センター、外傷センターを運営しておりますが、近年の新しい救急医療システムとして、東京都から「スーパー周産期医療センター」(母体救命対応総合周産期母子医療センター)および、「こども救命センター」の認定を受け、重篤な病態にある周産期の母子および重篤病態の小児に対する高度な救急医療を行っております。スーパー周産期医療センター、子供救命センターはいずれも東京都内にそれぞれ4医療機関のみが指定をうけておりますが、両者の指定をともにうけている医療機関は都内で日本大学医学部附属板橋病院だけであります。また、緊急手術を必要とする急性大動脈解離などの急性大動脈疾患の患者さんを常に受け入れる「緊急大動脈重点病院」(都内9施設)の指定も受けております。このような高度な救急医療システムにより、東京都における救急医療の「最後の砦」として、高度の病院機能を果たしております。また、当病院は災害拠点病院としても指定を受け、災害医療にも多大の力を注いでおります。
病院の理念の項にもありますように、わたしどもはこのような高度で幅広い医療を提供し、またよき臨床医、よき医療者の育成に努めるとともに、患者さんの権利および生命の尊厳を遵守して患者さんの満足が得られるよう努力を続けてまいります。
ただ、真に良好な医療を達成するためには、わたしども医療者の努力だけではなく、患者さんおよびご家族の方々の、医療に対するご理解とご協力が必要である事は言を待ちません。医療は基本的に、患者さん、医療者の共同作業です。ともに理解し協力し合あうことによって初めて高度で最善の医療が達成できるものと信じております。
以上、簡単ではございますが、日本大学医学部附属板橋病院の機能と理念をご紹介しご挨拶とさせていただきます。





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