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手術実績


「手術件数」が手術を受ける病院を選ぶ上で最も重要な指標であることは広く認識されるようになってきました。その他の指標には患者の術後における「生存率」、「再発率」、「合併症率」などがありますが、各症例の病気の進行度や背景が違うことなどの理由で、病院間での比較は困難です。

一方で、「手術件数」は病院間での比較が可能な客観的数値であり、「いい病院」(朝日新聞出版)「病院の実力」(読売新聞社)など、治療を受ける病院選びの重要な目安として「手術件数」を用いた書籍が刊行されています。それぞれの最新版のデータを下に示しますが、肝がんの手術数は二誌とも当科が全国第1位でした。当科では肝胆膵外科を専門とする高山忠利教授が2001年に就任して以降、とくに肝がんの切除数が飛躍的に増加しており、2008年以降は全国第1位を8年連続で維持しています。

手術件数の多い病院を「ハイボリュームセンター」といいます。肝胆膵領域の高難度手術は、手術手技の他にも術前診断・術後管理、複数の科との連携が必要になります。これらの人員や設備が整った病院では、術後の合併症が少なく、在院日数が短くなります。手術件数が多いと医師も経験を積んでさらに合併症率も減るという好循環が生まれます。当科の特徴は、高山忠利教授の主導する出血量の少ない丁寧な手術手技に代表されますが、その他にも周到な術前診断や緻密な術後管理など多岐に及びます。当科では、国内・海外から高山教授の手術の見学や手術修練のための医師の受け入れも行っています。
当科の紹介患者さんは全国から受診されます。病院は機能分化が進んでいて。当科の手術件数が増加した理由の背景には、「ハイボリュームセンター」への「症例の集約化」があります。遠方から受診された患者さんについては、その多くを地元の病院へ逆紹介してフォローをお願いしていますので、安心して受診してください。今後も質の高い医療を提供できるように努力していく所存です。

肝がん手術ランキング 全国トップ10

「手術数でわかるいい病院」(朝日新聞出版)より抜粋改訂

2013年

    原発性肝がん 転移性肝がん 合計
1 日本大学 171 48 219
2 東京大学 112 73 185
3 癌研有明 46 132 178
4 静岡がん 76 84 160
5 虎の門 105 39 144
6 女子医大 100 42 142
7 藤田保健 83 51 134
8 高知医セ 78 54 132
9 日赤医セ 70 62 132
10 広島大学 105 23 128
11 久留米大 97 26 123
12 熊本大学 95 23 118
13 獨協医大 83 32 115
14 大阪市大 94 20 114
15 関西医大 79 34 113
16 がんセ東 52 60 112
17 がんセ中 36 69 105
18 埼玉医大 74 31 105
19 大阪市総 83 22 105
20 順天堂 61 43 104

2014年

    原発性肝がん 転移性肝がん 合計
1 日本大学 179 70 249
2 癌研有明 65 148 213
3 大阪市大 125 26 151
4 東京大学 84 60 144
5 静岡がん 69 64 133
6 広島大学 117 12 129
7 日赤医セ 70 57 127
8 虎の門 89 31 120
9 女子医大 80 39 119
10 関西医大 92 27 119
11 順天堂 58 54 112
12 埼玉医大 79 33 112
13 藤田保健 76 36 112
14 静岡県総 71 39 110
15 がんセ中 45 61 106
16 新松戸中 94 12 106
17 がんセ東 52 53 105
18 北海道大 78 25 103
19 岡山済生 58 43 101
20 高知医療 58 36 94

2015年

    原発性肝がん 転移性肝がん 合計
1 日本大学 151 76 227
2 癌研有明 52 135 187
3 静岡がん 79 79 158
4 虎の門 108 47 155
5 東京大学 68 74 142
6 静岡県総 94 42 136
7 女子医大 99 34 133
8 日赤医セ 62 67 129
9 九州大学 86 43 129
10 埼玉医大 78 47 125
11 獨協医大 61 64 125
12 広島大学 107 16 123
13 大阪市立 95 22 117
14 久留米大 101 16 117
15 熊本大学 81 29 110
16 がんセ東 51 55 106
17 大阪医大 50 55 105
18 北海道大 72 29 101
19 兵庫県癌 64 37 101
20 順天堂 60 40 100