教室のあゆみ

田中 隆  外科学系消化器外科学分野(当時、第3外科学教室)は昭和29年6月1日に日本大学駿河台病院に開設され、来年の平成16年には50周年を迎えようとしています。
 開設当時は、初代主任、今尾教授以下、12名の教室員でスタートし、当時は、『東京駅のように全国に向かって発展しよう』という意味を含め、東京ステーションホテルで、盛大?に祝賀会をおこないました。
 当時は、一般外科の他、肺外科、整形外科、脳神経外科と診療も多岐にわたっておりましたが、昭和33年に千葉大第2外科教室(中山恒明教授)から佐藤博助教授がこられてから、消化器外科へとすすんでいきました。昭和38年4月に石山俊次先生が2代目の主任教授として着任され、また駿河台病院も新築され、診療の設備も充実され、研究面でも、石山教授が永年とりくんでいらした、抗微生物学、抗腫瘍化学療法が取り入れられました。
 昭和45年6月の板橋病院新築開院にともない、第3内科とともに、板橋病院でも診療を開始しました。
 昭和51年3月に石山教授定年退職とともに、第3代主任、坂部教授が就任され、消化器外科手術だけでなく、外傷、救急医療にも診療面が拡充し、13年に至り教室を主宰されました。
 昭和62年、坂部教授が駿河台病院長に専任されたため、私、田中隆が教授に就任、平成元年に第4代主任教授にとなりましたが、私自身は消化器外科、特に食道疾患に対する研究をおこないました。研究班として、癌班、肝胆道班、移植班、化学療法班、そして大腸肛門班を新たに増設し、研究面での充実をはかりました。その後、私は板橋病院病院長に就任したこともあり、岩井重富助教授が教授に昇進され平成7年に私の退職にともない岩井教授が主任となり、外科感染症、腹腔鏡下手術を行う、minimary invasive surgery班を誕生させ、また、診療面では、光が丘病院への派遣をおこなうこととなりました。
 平成13年に岩井教授が退職され、東京大学肝胆膵、移植外科(助教授)から第6代の高山教授が就任され今日にいたっております。

 教室誕生より、半生紀が経とうとしている現在は、教室員も100名を数え、診療の場も日本大学医学部附属板橋病院、駿河台日本大学病院、、日本大学練馬光が丘病院と3箇所の附属病院と11箇所の派遣病院をもつ大所帯と発展しました。
 今後は、第6代高山忠利教授を中心とした外科学講座外科3部門がより一層の発展をするよう、同門生として影ながら尽力したいと考えております。

第4代主任教授 田中隆

「日大外科の手術力」


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研究部門

医局全体リサーチミーティング
(原則として奇数月の第3土曜日に開催)

<研究分野>

  1. グループ別
    ◎上部消化管グループ:KUDAミーティング
    ◎下部消化管グループ
    ◎肝胆膵グループ:肝胆膵ミーティング
  2. 内容
    ◎臨床研究が中心
    ◎ランダム化比較試験(RCT)
    ◎化学療法
    ◎移植免疫学
    ◎遺伝子解析
    ◎臓器移植に対する研究
    ◎内視鏡下手術に対する研究
    ◎その他
  3. 業績
    業績一覧(2010/11/11更新)
  4. 研究内容
    詳しい業績などは日本大学研究者情報システムを参照して下さい。

教室内規

第1条 名称
日本大学医学部外科学講座消化器外科部門とする。
第2条 構成
教室は教授、助教授、専任講師、講師専任扱い、助手、専修医、大学院生、研修医を以て構成する。
第3条 目的
教授の指導のもと、外科医としての人格と学術の向上に努め、お互いの親睦を図る。
第4条 事務局長、副事務局長および講座会計
事務局長は教授により選任され、教授の指導のもと教室運営を行う。
副事務局長は事務局長により指名され、事務局長を補佐し事務局長不在の時はその職務を代行する。講座会計は教授により選任され、医学部管理研究費、教室研究費、病院研究費を管理する。
任期は事務局長、副事務局長(2名)とも2年とし再任1回を認める。講座会計については任期は2年とし再任を可とする。
第5条 教室の係:教室の係は事務局長により指名、委託される。各係はやむを得ない理由がない限り辞退することは出来ず、責任を持って職務に当たる。

病歴係:入院簿、手術簿、診療録などの管理を行い診療録の速やかな回収と整理を行う。

図書、IT係:教室に必要と思われる図書の購入、および教室所有の図書の整理を行う。購入希望図書の受付を行い決定する。また、教室のコンピューター及びソフトウエアの管理を行い、必要なソフトウエアの購入を行う。

病理、標本係:病理診断報告書および病理スライドの整理を行う。病理標本の処理等の指導管理を行う。また、カメラなどの撮影機器の管理および撮影された写真、スライドの管理を行う。

講義係:講義の準備、スライド映写など講義の補助を行う。
第6条 教室会
教室会は原則として年2回、開催し、教室員は出張中の者も含め全員出席するものとする。出席できない場合には委任状を提出する。この手続きがない場合には当該会議の議決権は放棄するものとみなす。緊急協議事項のある時には教授によって臨時医局会を開催することとする。
第7条 入職および退職
入職および退職を希望するものは教授に許可を得ることとする。退職の場合には原則として3か月前までに申し出ることとする。また、やむを得ぬ事情で長期休職を必要とする者は教授に許可を得ることとする。
第8条 責務
教室員は日本大学規定に従うほか、教室規定にも従うこととする。
教室員は原則として前期2年間、後期2年間の出張を義務とする。大学院経験者以外の教室員は前期出張後に1年間の研究期間を認める。班長就任前に退職する場合には後期出張は免除されるが、海外留学経験者が退職する場合は、班長就任前であっても留学期間の2倍の在職を義務とする。
第9条 休暇および産休
夏期休暇は7、8、9月の3ケ月間に2週間以内とする。その他、年1週間以内の休暇を取ることができる。
産休については産前6週間、産後8週間取ることができる。
第10条 教室費
教室員は毎月医局費を遅滞なく支払うものとする。支払方法については原則として銀行引き落としとする。教室費の金額は諸般の事情により変動するものとする。
第11条 冠婚葬祭
教室員の冠婚葬祭については教室費より支出するものとする。
第12条 罰則
教室員が教室の名誉を著しく損なうような行為に及んだ場合にはその進退について教授が決定する。
第13条 内規の制定及び改正
教室員から若干名の内規制定委員を選出し、内規を制定および改正することができる。制定および改正された内規は教室会議の過半数の賛同を得たのち、教授の許可を得るものとする。

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