日本大学医学部

循環器内科学分

循環器内科学分野

循環器内科学分野ホームページ

●教室紹介

①沿革
前第2内科学教室は昭和26年、斎藤十六教授(循環器学)により開講されました。 昭和28年、大島研三教授(腎臓病学)に引き継がれ、腎臓、内分泌、高血圧、動脈硬化、心臓の各研究室班が作られました。波多野道信(腎臓)、杉野信博(腎臓・東京女子医大)、八杉忠男(動脈硬化)、梶原長雄(高血圧)、小沢友紀雄(心臓)、上松瀬勝男(心臓)、齋藤 穎(心臓)の各教授を経て、現在は平山篤志教授を中心に虚血性心疾患、不整脈疾患、高血圧疾患など循環器内科全般の臨床と研究に携わっています。

②教授紹介
本教室では虚血性心疾患、不整脈疾患、高血圧疾患を中心に循環器内科全般の臨床と研究を行っています。
虚血性心疾患では血管内超音波、血管内視鏡を用いた画像診断やカテーテル治療を行いつつ、再生治療の臨床研究も実現させています。
不整脈疾患では、不整脈の発生機序を解明し、アブレーション治療や両室ペースメーカーを用いた心不全治療も施行しています。 研究は、臨床における問題を解決し、臨床に役立てようとするモーティベーションを大切にしています。これらの臨床と研究を成し遂げるには、医師間だけでなくコメディカルやソーシャルワーカーを含めた多職種の人たちとのチームワークがもっとも大切です。我々は、常にチームワークを大切にし、患者様を慈しむ心を持って、日夜の臨床や研究を行っております。

●教育について

① 後期内科研修(卒後3年)
研修医終了後、内科学系、循環器内科学分野、臨床大学院のいずれかに所属します。日本大学医学部附属病院の各内科を1年間、ローテーションします。

② 循環器内科専門研修(卒後4年以降):
専修医または大学院へ進学が可能となります。各研究班(心臓、高血圧など)に所属し、専門的な教育を受けつつCCU研修・病棟業務・検査などを行います。その後は、1~2年前後大学病院を離れ、関連研修施設で臨床経験を積み、再び大学病院で、各研究班にて種々のテーマのもとに基礎・臨床研究ならびに以下のような疾患について、さらに専門的な技術・知識の習得を行います。

3. 臨床
① 虚血性心疾患
冠動脈造影および経皮的冠動脈形成術などを行います。当科は日本に血管内超音波(IVUS: intravascular ultra sound system)を導入したパイオニアとしても知られています。心臓血管外科と協力し、両科の専門医・専修医・研修医が参加するカンファレンスを頻回に行い、チーム医療としてのマネージメントと教育を行っています。

② 不整脈疾患
不整脈治療に対して、薬剤治療、心臓電気生理学的検査、カテーテル・アブレーションを行います。その他、ペースメーカーや体内植え込み型除細動器の症例も治療します。重症心不全の治療として、両心室ペーシングによる心臓再同期療法(CRT: cardiac resynchronization therapy)も行っています。
③ 無侵襲診断~低侵襲診断検査法
心臓超音波検査、血管超音波検査、心臓3D-CT、心臓MRI、心筋シンチグラムがあり、最新の装置を使い、各検査の専門医と共に検査を施行し研修を行います。

●研究について

① 心臓・血管細胞再生治療・遺伝子治療の研究
医学部初めてのベンチャー企業を立ち上げ、産学連携の先端医療やデバイスの開発・特許申請を行っています。実際には血管新生、心臓再生治療による重症虚血性心疾患、心不全、下肢虚血疾患の臨床での治療を目的とした細胞レベルから動物実験にいたる基礎的研究をしています。

② 高血圧の発生機序及び血圧調節に関する研究
延髄などに存在する血圧調節をつかさどる血管運動中枢に対し、生体内外の環境の変化(ストレス、高食塩摂取など)が及ぼす影響や、延髄血管運動中枢への遺伝子導入による自律神経系と血圧調節機構の変化など、主に中枢部の交感神経を介した高血圧への影響を探求し、さらに心血管疾患発症との関与を明らかにする研究を、動物実験モデルを用いて生理学的、分子生物学的アプローチで検討してます。

③ 不整脈の発生機序及び治療に関する研究
実験的心房細動モデルを用いての発生機序、治療法の研究、カテーテル・アブレーションに関する基礎的研究、不整脈のoptical mappingなどです。

5. 取得できる認定医・専門医
内科認定医、内科専門医、循環器専門医の取得が主体であり、
超音波専門医、冠動脈インターベンション認定医・指導医、血管内視鏡認定医、
ICD認定医、両室ペーシング認定医などの取得も可能です。

 1.海外留学先
ケンタッキー大学、ノースカロライナ大学、サンフランシスコ大学、マサチューセッツ大学、
ミシガン大学、ウィンスコンシン大学、St.ジョージ記念病院、グッドサマリタン病院、
Mayoクリニック、シンシナティー大学、ピッツバーグ大学、ケースウェスタン大学。

 1.主な学会活動
日本内科学会、日本循環器学会、日本心臓病学会、日本超音波学会、
日本心電学会、日本心エコー図学会、日本不整脈学会、日本高血圧学会、
日本冠疾患学会、日本インターベンション学会、日本救急学会、
日本集中治療学会、日本血管内視鏡学会、日本適応学会。