日本大学医学部

衛生学分野

当分野の主な研究テーマは、宇宙医学である。国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士から、宇宙飛行前、宇宙滞在中、飛行後にNASA等で実験データをとり研究を進めている。また、学内の実験室においては、ヒト用遠心人工重力装置を用いた重力変動の研究を行っている。これらの研究においては脳血流や血圧を調節する機能の変化に注目し、経頭蓋ドプラによる脳血流や、連続血圧、心電図等を測定し、脳循環自動調節機能や頭蓋内圧、圧受容器反射機能などを評価している。また、宇宙医学研究に加えて、同様の実験手法を用いて低酸素環境、高地トレーニングや周術期環境に関係する研究も行っている。

衛生学とは、物理・化学・生物・社会的な様々な環境因子が人間に与える影響について研究し健康の保持・増進と疾病予防に寄与していく学問と考えている。そこで、当分野では特色ある研究を行いながら、学部教育においては基礎的な環境医学に関する教育を行っている。