日本大学医学部精神医学系精神医学分野

後期研修医向け勉強会

1)クルズス

今後、精神科医として臨床で活躍する上で必要な基礎を固めるために,入局後2ヶ月間,上級医が主催する勉強会で下記の事項について集中的に研修します。その都度質問することもできるようなアットホームな雰囲気の勉強会です。これによって精神科臨床で核となる基本事項,当直業務に必要な救急時の対応などを学ぶことができます。そしてそれ以降も継続して上級医からレクチャーを受けることができます。

  1. 精神科を巡る法律・カルテ記載
  2. 診断・治療計画
  3. 精神科薬物療法
  4. 精神療法
  5. 隔離・拘束
  6. 危機対応-暴力・無断離院・自殺企図-
  7. 精神科治療における電気けいれん療法
  8. 地域・多職種連携
  9. 認知症の薬物療法
  10. サマリー・上申
  11. 学会発表の準備とプレゼンテーションの方法
  12. 精神科医療の歴史
  13. 緩和ケア
  14. 精神科身体合併症
  15. てんかんと精神症状
  16. 月経前症候群・月経前不快気分障害について
  17. 精神科領域からみた心身症

2)思春期・青年期症例のカンファレンス

月に2回,思春期外来の臨床チームが中心になって開催されています。教室の医師だけでなく,多数の臨床心理士が参加して,摂食障害,パーソナリティー障害,適応障害などの精神療法的な治療について討論し,専門的なアドバイスを受けます。野上芳美名誉教授や轟俊一講師から直接的スーパーバイズを受けることができるため若手スタッフから人気があります。

3)児童外来のカンファレンス

毎週,児童を中心にした症例についてカンファレンスを行います。このうち月に2回は児童に限らず一般的な症例について検討会を行っています。茂木雄二講師,後藤多樹子講師,高野明夫講師,土屋伸子講師など第一線で活躍されている教室出身の先生から直接的に指導を受けることができます。

4)臨床精神病理学勉強会

最近の精神医学においては,自然科学的な研究方法論がめざましい発展をとげていますが,患者さんという一人の人間を深く理解するためには,生物学的な側面だけでなく、精神病理学,力動精神医学などに基づいた視点を育てていくことが欠かせません。

とはいえ,古典的な精神医学文献を若手医師が一人で読むのは難しい面もあるため,私たちの医局では,内山教授や先輩たちと共に楽しく輪読する勉強会を定期的に行っています。

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