ごあいさつ
Greeting

社会に貢献する小児外科

日本大学小児外科の源は、1948年戦争で被災した日本大学医学部附属板橋病院で診療が再開された時に発足した若林外科学教室(主宰 若林 修教授)にあります。1951年に第一外科学教室となり、若林教授の専門である小児外科と一般消化器外科を中心に歩んで参りました。若林教授は欧米視察によりわが国の小児外科診療の遅れを痛感し、わが国における小児外科学発展の先駆者となられました。1960年には、若林 修、森田 建(当時講師)の両先生により本邦初の先天性食道閉鎖症の手術が成功いたしました。当時としては、点滴ルートひとつとるのに、新生児用の器具がまったくない状態で、静脈切開には改造したオリジナルの点滴用留置チューブを使用していたようです。1964年には、若林教授を初代会長として日本小児外科学会が設立され、わが国における小児外科の学術活動はこの学会を中心として行われています。1970年には新板橋病院建設とともに小児外科診療科が開設されました。私たちは、日本大学小児外科の理念を策定しています。


日本大学医学部
外科学系小児外科
教授 越永 従道

日本大学小児外科の理念

  • 一.私たちは、「和」を大切にします。
  • 一.私たちは、志を共にし、互いに高め合います。
  • 一.私たちは、高度な知識と技能を兼ね備えた人間性溢れる多様な人材を育てます。
  • 一.私たちは、知識と経験を共有し、困難な仕事に立ち向かいます。
  • 一.私たちは、臨床、研究、教育に邁進します。
  • 一.私たちは、病気のこどもたちを幸せにできるよう、努力を惜しみません。

荀子の言葉に「君子の学は通の為に非ざるなり」という名句があります。君子とは徳が才を上回る人をさします。真に学ぶとは、単なる「知識、学歴、業績、資格を獲得すること」ではありません。ましては出世などのためでもありません。真に学ぶとは、病気の子どもたちはもちろんのこと、この世のすべての人々が苦しまず惑わず真に幸せになるため、社会に貢献することです。そのため私たちは、「守成の志」を持ち努力していく所存です。

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